ロシアW杯【2日目】〜さよなら思い出のサランスク〜Part.1
こんにちは。タッキーです。
ロシア2日目です。
今日は運命のW杯初戦でしたが、日本勝ちました。
ジャイアントキリングが連発している今大会ですが、まさか日本も勝ってしまうとは思いませんでした。
こんな奇跡を目の前で目撃したわけですから、もう大興奮どころの騒ぎじゃなかったです。
人生で二度と出来ないような経験をすることができました。
W杯で日本が、しかも南米勢のチームに勝つ試合を生で観ることができるなんて、普通は経験出来ないことです。歴史の証人になったと言っても過言ではないと思います。これが現地に観にいくことの最大のメリットであり、最も楽しい部分だと肌で感じることができました。
では2日目を朝から振り返っていきます。
⚫️寝台列車~サランスク到着
19日朝10時半ごろ、前日モスクワのカザンスキー駅から乗った寝台列車が無事日本の初戦の試合会場・サランスクに到着しました。
寝台列車あんまり疲れとれないです。前回書いた通り、予想外の狭さでした。絶対下のベッドの方がマシ。10時間でこのきつさは今後のことを考えるとマジでしんどいです。しかもあと5回これに乗らなきゃいけない…。
計算してみたのですが、18日間中、合計4.5日間くらい寝台列車に乗っていることになるみたいです。なげえ…
ただ今回一緒の部屋だった人たちはみんな良い人たちで、ロシアでラインを使う方法などを教えてくれました。
日本の勝利を願い、約10時間共に過ごした彼らに別れを告げ、早速目的地のスタジアムへ向かいます。
サランスクはカラッと晴れていてむしろ暑いくらいでした。というかロシアにきてまだ寒いと感じたことがないです。すごくちょうどいいか、暑いかのどっちかですね。
駅から30分ほど歩いたところに試合会場となる「モルドヴィア・アリーナ」があります。今回はサランスクのホテルには泊まる予定はないので、荷物を全て持って歩いてスタジアムまで行くことにします。
スタジアムまでの道のりを見ても、サランスクが今回の開催都市の中でも最も規模の小さい街であることがよくわかります。
流石にモスクワほどではありませんが、ちらほらとお店がありました。途中にあるレストランのようなところでビールを買おうと並んでいたら、ちょうど後ろに並んだコロンビア人のおっちゃんがビールをおごってくれました。
一緒に写真を撮ってもらい、「グラシアス」とお礼を言ったあと、心の中で「こういうのいいよね〜」ってしみじみと思いました。
ビール片手にテラスに座り、試合時間まで前の日のことをブログに書きながら近くの日本人サポーターに挨拶したりして、12時過ぎくらいからまたスタジアムに向けて重い荷物と共に歩き始めました。
今回この荷物についてが少し不安で、前情報で荷物置き場はあると聞いていたのですが、どれくらいの規模なのかわからないですし、もしかしたら自分が持って行くときにはもう埋まっているかもしれないという不安を抱えながらそれでも持って行くしかないので、とりあえず会場まで運んでいました。
試合開始約3時間前ですでに多くのサポーターが集まり、通行止になった大通りはお祭りのようになっていました。
⚫️スタジアム到着〜試合開始
しばらくその大通りを歩くと、いよいよ今回の旅の最初のスタジアム、モルドヴィア・アリーナが見えてきました。
今回のW杯のために新設されたみたいなので、非常に綺麗です。全体的にコンパクトですが、その分ピッチとの距離は近く感じられて臨場感がある作りになってます。
スタジアム付近に着くと本当にお祭りのようになっていて、僕もテンションが上がっていろんな人と写真撮ってしまいました(笑)。
こういうサッカーの大きな試合の会場って、人のコミュニケーション能力を一段も二段もあげる力を持っていると思います。
なぜなら、前回も言いましたが、皆「サッカー」という共通言語をもとにコミュニケーションをとっており、そこに難しい言葉などは必要ないからです。
対戦相手といえど、お互い同じものを好きでこの場所に来たわけですから、最初からバチバチな人なんていないです。コロンビアサポーターなんて、試合後も「コングラッチェ!」(スペイン語でおめでとうなのかな?)と陽気に話しかけて来ました。
これは今回すごいなと思ったことの1つなのですが、試合に負けたからと言って、死にそうな顔をしていたり、日本人を目の敵にしているコロンビアサポーターなどは、僕の見た限りでは1人もいませんでした。
むしろ試合後から深夜までずっと集まって騒いでいたのはコロンビアサポーターばかりで、終始「いや日本人どこいった?笑」って感じでした。もはやどっちが勝ったのかよくわからないレベルでした。
このブログを書いている明け方でもまだ騒いでいるコロンビアサポーターがいます(笑)。これに関してはもうお国柄というか、そういう血が流れているんでしょうね。勝とうが負けようが、「W杯」という世界最高のサッカーの祭典を見にこられるということは彼らにとって幸せ以外のなにものでもないんでしょう。まあそれだからこそ腹の底から悔しいと思っているサポーターも必ずいるでしょうが(笑)。
肝心の荷物置き場ですが、思ったよりしっかりした専用スペースが設置されており、むしろ余裕を持って荷物を預けることができました。これには一安心です。
ゲートにてチケットとFAN IDを提示してくぐると、いよいよスタジアムの中に入ります。
階段を上がって、ゲートの先に緑色の鮮やかな芝生が見え始めた瞬間、僕は今でも毎回この瞬間に一気に自分の中でボルテージが上がります。特に今回は「ああ…本当にW杯を生で観にきたんだ…」と実感しました。
僕は試合開始1時間半前くらいに席についてのですが、その時点ではコロンビアサポーターがちらほら席についてるレベルでした。
スタジアム内のビールを買った時、「おいほんとこいつ成人か?」みたいな顔をされ、「スッ」とノンアルコールビールをすすめられまいしたが、なんとかビールを手に入れることができました。
ちなみにこのビールのカップ、試合ごとに特別仕様になっているので、若干かさばるのを気にしなければ、お土産にはもってこいです。
試合開始直前ともなると、続々と席は埋まり、最高の雰囲気になってきました。
見た感じ7割近くがコロンビアサポーターで、その声援の差は歴然でした。特にコロンビアの選手紹介や国歌斉唱の時はあまりの声援のすごさに鳥肌が立ちました。
画面越しにいつも見ていて、どんなものか想像はできたはずですが、やっぱりそれをはるかに超えてきました。エグいですW杯。
後からまた触れますが、やっぱりコロンビアに比べたら日本サポーターは圧倒的に少なく、声援も少なく感じました。こういういのは量の問題じゃないとわかっていますし、日本からももちろん数えきれないレベルのサポーターがきたのだと思いますが、それでもやっぱり外国とのサッカー熱の違いを今回ハッキリと感じました。
特に南米勢の熱さはすごいです。遠い国から来る彼らは、サッカーに人生をかけています。
試合内容についてはまた別で書きます。とりあえずさいっっっこうの試合でした。
⚫️試合終了〜サランスク散策
今回実は試合終了から次のエカテリンブルク行きの寝台列車までなんと12時間以上あり、もちろんホテル激選区のサランスクで宿泊の予約など取れておらず、まあしょうがないので観光がてらサランスクの街をぶらぶらすることにしました。
ただ試合終了後は暑さと人の多さと疲れ具合から脱水症状のような感じになり、フラフラになりながらスタジアム帰り道のお店で水分を買い、近くの日陰で2時間くらい休んでました(笑)。我ながら試合終わってすぐ観光しなかったのは良い判断だったと思います。
しっかり体力回復したところで、重い荷物を引きずりながらアテのない旅に出かけます。 ちなみに僕が休んでた広い芝生には他にも現地のロシア人や試合終わりのコロンビア人などがたくさん寝ており、なんだか和やかな雰囲気でした。コロンビア人はとにかくどこでも歌って踊りますし、どこでも寝ます(笑)。
特にサランスクでどこに行こうと決めていなかったのですが、全体的にコンパクトな街なので、全然歩いてまわれました。帰りも行きと同じサランスク駅だったのですが、その駅からもそんなに離れることなく十分観光を楽しめます。
と、ここでパソコンの充電がやばいので一旦更新します(というかあらゆる物の充電がやばい)。まあどっちにしろ今回のサランスクは思い出が多すぎて一回じゃ書ききれないので、ね。
ロシアW杯旅行【1日目】〜いきなりW杯最高〜
Привет!ロシア語でこんにちはって意味みたいです。タッキーです。
ついに始まりましたロシアW杯旅行!
今は日本の初戦会場、サランスク についたので、その近くで書いています。
昨日はなんやかんや書く暇なかった…歩きすぎて疲れましたほんと。
ブログについてなんですが、思った以上のネット環境の悪さと充電できなさで、その日のことを確実にその日のうちに更新できるかはわかりません!ホテルに泊まる日は大丈夫と思いますが。
ただ、遅くなっても確実に1日1日のことは書いて行こうと思います!後、充電の関係からあまり長い文章は書けないです!すみません!
とりあえず1日目のことを書いていきます!
1日めで一番感じたことは…
いきなりW杯最高!!
ってことです!
⚫️空港~モスクワ
空港で荷物検査をしていると、日本のユニを着たかたから「よっち!」と話しかけられました。僕は武藤のユニフォームを着ているので。
聞いてみると、FC東京のファンのかららしいです!見ず知らずの他人でも、「サッカー」という共通点だけで、楽しく話すことができる。日本国内にいる時点で、いきなりその嬉しさを感じました。
フライトは約9時間くらいでした。機内食は二回出ました!当然、日本人の方も多かったです。
機内食はこんな感じです!蓋開けてないから中身が見えない…意味ねえ…
向こうの空港に着いたら、いきなりいろんな国の方々がいて、楽しそうにしていました。
印象的だったのは、どの人も目が合うとみんなニコってしてくれることです。W杯を見に来たってだけで、全員仲間のような雰囲気がモスクワでは漂っていました。
特に、コロンビアとポーランドのユニを着た方は、笑いかけてくれるだけでなく、話しかけてくれたりしました!セネガルのユニを着た方は、なぜか昨日1日を通してほぼ見かけませんでした。
空港に着くと、とりあえず中をぐるっとして、アエロエクスプレスでモスクワ市内に行くことにしました!値段は片道500ルーブルです。
空港もW杯一色!デ・ブライネ!
ちなみに今回はアエロフロート航空で、成田から、モスクワ近郊のシェレメチボ空港というところまで行きました。
モスクワ市内で、寝台列車まで時間があったので、とりあえず駅までぐるっと歩くことにしました。
やっぱりいたるところにW杯関係の広告や、案内所などがありました!
基本的に駅や町並みの全てが綺麗だったのにも感動しましたが、タイトルの通り最も感動した場所はこのボリショイ劇場に続く通りです!(名前はわからない)。
ここはモスクワでもおそらく多くの飲食店が集まっている歩行者天国のような通りで、世界中のいっろんな国の方々が集まって、それぞれの国に対する思いをチャントにのせて熱唱していました。容量の問題で動画が載せられないのが勿体無い!!
でもやっぱり南米系が強いですねこういうのは!ただイランやサウジのサポーターも熱かったです!
「サッカー」というたった1つの共通点を頼りに世界中から遠い地に人々が集まり、それぞれの国に対する熱い想いをぶつける。それを肌で感じられた時点でもうお腹いっぱいです!!笑
まだ1試合も見てないけどもうW杯最高!!もう今回の内容はそれさえ伝えられれば満足です!!
⚫️モスクワ〜寝台列車
その後モスクワ市内から寝台列車の出発駅であるカザンスキー駅までかなり歩きました。ご察し通り歩くの大好きなので全然苦じゃないです。
カザンスキー駅に近づくと、徐々に人気も少なくなり、「これはやばいんじゃ…」と思うようになりました。実際、キアヌ・リーヴスみたいなクソ怪しいおじちゃんにワケもわからぬことを話しかけられたりしたのはその付近の通りです。
サランスク 行きの寝台列車に無事につきました!駅の中はいきなりコロンビア&日本人だらけ!!ここにて急にボルテージが上がる!!それにしても寝台列車長すぎ。
中はこんな感じです。僕は上のベッドでした。上からの写真も撮っておけばよかったのですが…
えっ!!!これ狭すぎ!!!てかハシゴすらねえ!!どうやって上に行くんだ!!
今回これに6回乗るんですけど…
いきなり絶望しましたがこれも旅の醍醐味!!エカテリンブルクーモスクワ間の30時間の移動は果たしてどうなる!?先がワクワクなってきました!!もう吹っ切れた!!
ただ、同じ部屋だった方々が全員日本人で、みなさん良い方だったのは本当に良かったです。
では、これから初戦のコロンビア戦楽しんできます!!!暑い!!
ロシアW杯旅行【0日目】〜備えあれば憂いなし〜
こんにちは。タッキーです。
いよいよロシアに行く日がやって参りました。
ロシアに行っている18日間はできるだけ毎日ブログを更新していこうと思っています。
ということで今回はロシア旅行の「0日目」と題して自分がいろいろなサイトや本などを参考にして行った旅行の準備について書いていこうと思います。
「備えあれば憂いなし」とよく言いますが、旅行は準備が何より大事です。
写真を載せられるものは写真を交えながら、自分が持って行くものをつらつらと紹介していくことをメインに、ものだけではなく、準備としてやったことも書いていきます。
今回の内容は、
・「自分が何を持ってきたのか」を確認できること
・旅から帰ってきて「何が持っていって正解だったか、何が持っていってあまり役に立たなかったか」の答え合わせができる、そして次の旅に活かせる
という意味合いが大きいので読む人からしたらちょっと面白くないかもしれません(笑)。
⚫️パスポート、スマホ、財布
この辺は当たり前なので書く必要もないですが。パスポートはアマゾンで購入した腹巻きに、スキミング防止のカバーに入れた上で収納する形です。財布は2つ持っていき、できるだけ紛失してもダメージが少ないようにしました。
そして後々紹介する持参した4つの重要なカードをそれぞれ2枚ずつ、2つの財布に入れました。これもそれぞれカード用のスキミング防止カバーに入れています。このうちのメインで使おうと思っている財布、そして上記のパスポートは常ねに腹巻きに入れて携帯する形です。
⚫️腹巻き
こちらがアマゾンで購入した腹巻きです。2つのポケットがあり、最低限のパスポートと財布を収納して丁度いいくらいの大きさです。財布でなくとも、緊急用の現地のお札のみでも問題ないかもしれません。
実際に肌に身に付けるものなのでネットで購入しない方が良いかもしれませんが、東急ハンズに行ってみて、そもそもそんなに種類の多い品物ではないことがわかったので、若干値段が安いアマゾンで購入することにしました。
ちなみにスキミング防止のカバーも数枚ついてきました。
⚫️カード4枚
①クレカ ×2(メインでよく使うやつと予備の2枚)
②現地通貨がおろせる国際キャッシュカード ×1(超重要)
③マネパカード ×1(②がある場合は重要度低め)
まずクレカはロシアで主流とされているVISAとMasterCardの2枚です。不安な人は3枚持っていってもいいかと思います。ただその全てを同じ財布に入れるのはもちろんNGです。
②についてですが、お恥ずかしながら今回この旅行について色々調べるにあたってはじめてその存在を知ったのですが、どうやらこれがめちゃくちゃ使えるようです。
②を持っていかない場合は、現金についてはおそらく日本国内でまとめて両替したものを多めに持っていくことになるのでしょうが、それだとレートの関係でかなり損をしてしまう場合があります。
その点②を一枚でも持っていると、現地のATMで現地の通貨がパッとおろせるので、その際の手数料だけで済みます。さらに現地通貨を下ろしてすぐ(おそらく数日後)に登録の口座から日本円で引かれるシステムなので、ちょくちょく口座を確認するようにすれば、無駄にお金を使わずに済みます。
そして何と言っても、ロシアが世界屈指のATM大国であることが今回この国際キャッシュカードを持っていくことの最大のメリットです。調べたところ、街中に沢山あるらしいので、現金をそれほどたくさん持ち歩かずに済むというのはかなり大きいメリットでしょう。
ただこのカードを絶対無くさないように気をつけなければなりません。僕は今回このカードをよく使う方のクレカと一緒にメインの財布に入れ、腹巻きで常に携帯するようにしました。
実は僕今回このカードの重要性にギリギリまで気付かずもう申請できる時間もなくなり、「うわあ勿体無いことをした」と思っていたら、まさかの東京きてすぐに三菱東京UFJ銀行で口座を作った時に念のため一緒に三菱東京UFJデビットの国際キャッシュカードを作っていたみたいで、奇跡的にそれを見つけて狂喜乱舞しました。過去の自分に感謝です。
マネパカードは、国内もしくは現地で両替した現地通貨を「チャージ」のような形で入れ、海外のATMでいつでも引き出すことができるこれまた便利なカードですが、②の存在を知らない時に念のため作ったので、実際は②があれば不要です。とはいえせっかく作ったので、②を紛失した時のための予備として、①の予備のクレカと一緒にメインじゃない方の財布に入れて携帯することにしました。もちろんこの2枚もスキミング防止のカバーに入れています。
という感じの計4枚です。特に②の国際キャッシュカードは海外旅行に行く際1枚でも作っておけばかなり便利なのでオススメです。今回僕が作ったのは三菱東京UFJ銀行のデビット機能付きの国際キャッシュカードですが、「新生銀行」や「イオン銀行」のものがメジャーみたいです。
⚫️現金
上記の国際キャッシュカードがあれば正直不要ですが、向こうの空港についてATMが見つけられなかった場合のことを考えて、念には念を入れてです。
向こうで日本円をロシア・ルーブルに換金するより、日本で一度ドルに換金して向こうでロシア・ルーブルに換金する方がかなりレートがいいので、日本円で2万円分をドルに換金して、何かあった時のために腹巻きに忍び込ませておきます。そしてさらに念には念を入れて日本円で現金2万円を持っていく事にしました。結局持っていくんかい。
⚫️FAN ID、試合のチケット
これも今回の旅では持って行って当たり前、というか今回これを持っていかないと全く意味がないです(笑)。
FAN IDは以前紹介した通り、今回のW杯から導入された超便利なシステムですが、試合当日の公共交通機関に乗る際、空港でのビザの代わり、そしてもちろん試合当日スタジアムに入る際に提示するなど、何かと必要になる場面が多いので、どうやら旅の間ずっと首からぶら下げている人が多いようです。「僕はW杯観に来たよ~」っていう目印にもなりますしね。首からぶら下げていないときは、上記の腹巻きの中に巣収納しておくつもりです。
両方今回必須のアイテムですが、現地で発券・発行もできるようなので、スマホ・パスポートよりかは忘れてもなんとかなるようです。ただその場合ビザは持っとかなきゃいけないのかな?よくわかんね(笑)。
⚫️パソコン・iPad
これもまあ必要ですよね。人によりますが。壊さないように気をつけなきゃ…。
⚫️モバイルバッテリー
これも最近ではもはや旅の必須アイテムです。今回は一回満タンにしたらスマホを4回分充電できるイカツいやつ1個と、一回満タンにしたらスマホを1回分充電できる可愛げがあるやつの計2個持っていきます。
⚫️レンタルWiーFi
これも欠かせません。今回は調べてみて評判の良かった「イモトのWi-Fi」を試してみました。行きに空港で受け取り、帰りにまた空港で返す形になります。4Gの高速で18日間で約4万円です。
現地のSIMフリーを入れるという高度な技もありますが、そんなこと今の僕にはできません。
⚫️ユニフォーム
重要度の高いものから挙げていくと、どうしてもこれは上位にきますよね。今回メインで着るのは武藤の13番の今大会のユニフォーム、そしてそれ以外にも念のため日本代表のユニフォームを2着持っていきます。汗だくになるでしょうしね。
あと、観戦する4戦目がイングランドの試合の可能性があるので、イングランドのユニフォームも持っていきます。しかも2011ー2012のアウェイなので、現地のイングランドサポのおっちゃんに「おめえシブいな」って言われるかもしれません。
あとこれは自分でもよくわかりませんが、アーセナルのユニフォームを3着ぐらい持っていきます。まあ寝巻きにも使えるしね。
⚫️応援グッズ
これは完全に人それぞれです、ていうか今回一人旅なのにどうやって他の人にやってもらうんだよ。レッドカードとイエローカードを持っていくのは完全に気分です。どう考えても今回の旅で絶対いらない物No. 1です。でも旅行って多少そういうものも持って行きたくなるもんですよね。
⚫️カバン系
今回はスーツケース、旅行用リュック、ショルダーバックの3つでいきます。
スーツケースはこいつです。貼ってるシールに特に意味はないです。意図したわけではありませんが絶妙に今回の日本代表ユニカラーになりました。ちなみに中身は半分お菓子です。特別お菓子が好きというわけではありませんが、今回の旅が特に寝台列車での長距離移動が多いため、ちょこちょこ食べるものがあった方がいいなと思ったからです。
お菓子は食べれば確実になくなるので、帰りにお土産を入れるスペースができる、という計算です。
ちなみにこのスーツケースはもちろんロック付きです。
こちらは今回この旅行のためにこれまたアマゾンで買った最強の防犯リュックです。
リュックといえば両手が空くというメリットの反面、常に自分の背後にあるので海外では防犯面からどうかという疑問もありました。しかしこちらは防刃仕様で簡単に破れない上に、ファスナーにロックがついているためリュックの防犯面の弱さをかなり補ってます。
このタイプのリュックは大きさの割に中身も良く入るし、何よりパソコンとiPadを入れる専用のスペースがあるのがデカいです。荷物がすぐに取り出しにくいのが難点ですが、海外ではそれくらいがちょうどいいと思います。
普通のリュックよりはもちろん値段はしますが、それでも東急ハンズとかで買うよりは4000~5000円は安いので、アマゾンで買うことを強くオススメします。服と違ってリュックは「かるってみると合わなかった」なんてことはほとんどないですからね。つまりはアマゾン最強。
ショルダーバックはこちらです。肩にかけやすい割に中身も良く入るものを選びました。Wi-Fiやカメラや充電器などはこの中に入れて常に持ち歩くことになります。
今回このショルダーバックにだけロックがついてなかったので、別で南京錠を購入しました。念を入れて持ち物全てに鍵をつけることはめんどくさいですが重要です。この南京錠は東急ハンズで千円でした。
あと、見たらわかると思いますが、チャムスが個人的にずっと好きなのでショルダーバックはだいたいチャムスです、チャムスは可愛い。
⚫️お菓子
上記のお菓子です。こう見るとなかなかの量があります。カップ麺もあります。
この中でベストイレブンを組みました。
⚫️服
現在一年で最も過ごしやすい気候のロシアとはいえ、広さが尋常じゃないため場所によって寒かったり暑かったりの差が激しいので、軽めのTシャツ3枚としっかりめの長袖3枚、そして防寒に優れたあまり荷物にならないコロンビアの上着を1着持っていく事にしました。今気づいたけど1試合目の対戦相手じゃん。
でも調べたところ、今回の開催都市でそんなに寒すぎるような場所はないようです。
⚫️カメラ
風景を撮ることはそこまでですが、試合の際に選手の写真を取るのは大好きなので必須です。予備のSDカード1枚と共に持っていきます。これも無くせねえ。
⚫️双眼鏡
これを買ってからサッカー観戦がまたさらに楽しくなりました。選手のいろいろな場面での表情や、ちょっとしたやりとりまでしっかり見えるので、値段がはるとしても性能が良いものを買った方が絶対いいです。スポーツ観戦以外にも使えるし、ちゃんと使えば一生物ですしね。
ただモノによってはカメラより荷物になります。僕は完全にそのパターンです。重い…。
⚫️充電器
特に今回のような様々な電子機器を持っていく旅にはこういう先端を付け替えることで3つの役割を持つタイプの充電器が荷物もスッキリして超役に立ちます。充電器に関しては簡単に現地で手に入るので、それほどしっかり予備を用意しなくてもいいと思います。
⚫️変換プラグ
これなんですが、お恥ずかしながら今回の旅行まで存在も知りませんでした(笑)。実は海外に行くの生まれて初めてなので。変圧器は、よく調べたら最近のAppleをはじめとした電子機器はほとんど海外対応しているみたいなので不必要と判断しました。無駄に高いし、意外と重くて荷物になりますしね。
⚫️海外対応のACアダプタ
そこで役立つのがこの海外対応のACアダプタです。変圧器とは若干違う(よくわかんないけどたぶん)みたいなのですが、ものは小さいし値段もはるかに安いし、重たい変圧器を持っていくよりこっちの方が断然便利です!詳しいことはヤマダ電機のお兄さんに聞いてください!
⚫️スマホの画面保護のやつ
あんまりこれ系つけるの好きじゃないんですが、海外でスマホの画面が割れるのは流石に怖いので一応、ね。
⚫️メガネ
いる人には必須です、もちろん僕も目が悪いので必須です。
⚫️ブルーライトカットのメガネ
これがまた最近の超ヒットです!この若干黄色がかっているのがブルーライトカットの証です。値段は五千円くらいで、パソコンやスマホを触る時の目の疲れ具合がかなり違います!特に今回そういうことが多いと思うので、見事滑り込みで最終メンバー入りを果たしました!要は植田直通です。
⚫️サングラス
日本でさえ若く見られることがめちゃ多いので、海外で舐められないようにサングラス持って行きます。ただ既にかけることなく終わる匂いがプンプンです。要は遠藤航です。
⚫️クッション
どうしても長時間移動が多くなるので、東急ハンズで良さげなやつを1個買いました。
⚫️救急グッズ、栄養剤系
必須です!特に下痢止めがないと僕は海外では生きていけません!ロシアで買う下痢止めなんておそロシアすぎて買えません!こんなものに例えてしまって本当に申し訳ないですが、日本における吉田麻也くらい重要です。
⚫️お風呂グッズ、化粧品系
これらもまた必須です。特にロシアはこの時期でも日本よりだいぶ乾燥しているらしいので、化粧水などは日本にいる時よりこまめに使う必要があります。
ちなみにこれらの救急グッズやお風呂グッズはそれぞれ入れやすい入れ物に入れて持っていきます。
⚫️小分け洗剤、コンパクトハンガー
意外と重要なのがこれです。めちゃ便利。なはず。
⚫️折り畳み傘
大事です。
⚫️室内用スリッパ
安いホテルとかにはないだろうから何かと便利なはず。
⚫️予備バック
東急ハンズで見つけたんですけど、これがすごいんです。
最初は小さいんですが、広げるとこの大きさ。そしてスーツケースにもくっつけられるから持ち運びが楽です。値段も千円でお買い得です。
もしお土産を買いすぎて荷物が入らなくなった場合のことを考えてこれがあるのは心強いです。
⚫️チェーン的なやつ
防犯上、スーツケースから目を離した時のことを考えてこんな感じで常に繋いでおくつもりです。
⚫️マイ箸
日本人なので。
⚫️その他もろもろ
・ウェットティッシュ
・下着
・タオル
・アイマスク
・耳栓
・ビニール袋数枚
まだまだ持っていくものありますが、キリがないのでこの辺にしときます。
帰ってきたら「どれがどのくらい役にたった」「これは思ったよりいらなかった」とかそういう答え合わせ的なブログも書こうと思います。
では、ロシア楽しんできます〜。
【もう開幕したけど】ロシアW杯個人的いろいろ予想発表
こんにちは。タッキーです。
ロシアW杯いよいよ開幕しましたね。開幕戦もやっぱり最高の雰囲気でした。
本当は開幕前にやるべきだったのですが…今回は2018年ロシアW杯に関するいろいろな個人的予想を書きます!
定番の優勝予想から、かなりふざけた内容まで、大会が終わった後に「ほら当たったやん!」という時のために(笑)証拠に残すという意味も込めて書きます!
ちなみに前回大会は決勝カードのアルゼンチン×ドイツを見事に当てました〜。でも優勝国は外れましたが…。
●優勝予想【ガチver.】
個人的な希望を一切排除した本気の予想です。
ズバリ、今大会の決勝カードはブラジル×ドイツで…
優勝はブラジルです。
<理由>
今回の南米予選の途中から就任したチッチ監督は、そのパーソナリティと人心掌握術ですぐさまブラジル選手たちの心を掴み、スター揃いのチームを「戦う集団」に仕上げてきました。
元々ワールドクラスの技術とメンタルを持った集団に、「全員で連動したプレス」「奪ってからの素早いカウンター」を徹底的に植え付けたわけなので、そりゃ強いです、実際にブラジル代表はチッチ監督は就任した2016年6月から一度も負けてません。
ハッキリ言ってドイツ相手に惨敗した4年前とは比べ物にならないくらい強いです。優勝候補の筆頭と言わざるを得ないでしょう。
準優勝にドイツを予想したのは、4年前と継続して層の厚さと組織的な強さを維持しているこの国はブラジルを除いたチームの中では最も有力な対抗馬だと考えたためです。
あと、ブラジルとドイツがそれぞれのGLで順当に1位通過すれば決勝Tでそれぞれ反対のヤマに行く可能性が高いというのもこの決勝カードを予想した理由の一つです。
スペインについては、正直ブラジル・ドイツを加えたこの3チームが優勝候補筆頭と思っていたのですが、開幕前日にまさかのジュレン・ロペテギ監督解任となってしまったので、そこからは一歩脱落した感があります。
とはいえ、ワールドクラスの面々が揃っているスペインなので、そこまで影響はないような気もします。
今回サプライズを予想するのはウルグアイです。実力からみればサプライズ感はないですが、他の3チームの陣容に比べればアウトサイダーであるとも考えられます。
比較的楽なGLでルイス・スアレスやエディンソン・カバーニら豪華な攻撃陣が爆発できれば、その勢いで一気に上位進出することもあり得ます。
あとその攻撃の2人にばかり注目がいきますが、抜群の空中戦の強さとCBのディエゴ・ゴディンの存在がめちゃめちゃ大きいです。
周りの人とかに聞けば、なんだかフランスを優勝に推す声が多いです。もちろん陣容は世界屈指ですが、ブラジルやドイツに比べれば少しまだ組織より個人の能力に頼っている部分が優っている気がします。
やはりW杯で優勝するレベルになると、個人の能力の高さだけでなくいかに組織としてまとまった戦い方ができるかどうかになるので、僕は今回ブラジル代表を優勝に推します。
●GL・決勝トーナメント予想
このガチ予想の流れで、GLと決勝トーナメントまで細かい予想もドバッとしちゃいます!
グループAの予想はもう2試合終わってるのでちょっとずるいですが…(笑)。ウルグアイは堅いので、2位の座は開催国ロシアとエジプトの争いになりそうです。エジプトはエースのモハメド・サラーがどれくらいプレーするかどうかが結果を大きく左右するでしょう。
グループBは完全に2強2弱という形なのでかなり予想しやすいグループではありますが、モロッコもイランも守備の堅い良いチームなのでこの2チーム同士の対戦にも注目ですね。前回大会のコスタリカと同じような奇跡を起こすとすればモロッコの方が可能性は高いとは思います。ポルトガルはモロッコに苦戦しながらもなんだかんだ決勝トーナメントにはしれっと進出しそうです(笑)。
グループCは圧倒的な戦力を誇るフランスの一抜けは堅いですが、残り3チーム全てにチャンスがあるので2位争いはかなり熾烈だと思います。でもやっぱりクリスティアン・エリクセン率いるデンマークですかね〜。
今回唯一GLでの番狂わせを予想したのはグループDです。今大会の「コスタリカ枠」になり得るのはアイスランドしかないと思います。魂の「バイキング・クラップ」は見られるのか、要注目の伏兵です。
グループEはまず優勝候補ブラジルの1位は間違いないとして、今回コスタリカの番狂わせを予想しなかったのは、セルビアの存在があるからです。とにかく「デカくて巧い」選手が集まったセルビアはサッカーに詳しくない人にとっても「魅力のわかりやすい」チームと言えます。個人的にスイスの4位もなかなかの番狂わせだと思います。
グループFは「死の組」と言われていますが、その理由は2位争いが熾烈だからでしょう。その熾烈さはグループC以上です。ただ全員が最後まで諦めずよく走るサッカーでイタリアを下したスウェーデンが2位通過した場合、決勝T1回戦で当たる可能性が高いブラジル相手にどれだけやれるかが個人的に気になるのでこの順位を予想をしました。
イングランド、ベルギー2強と言われているグループGですが、番狂わせの可能性としてはパナマよりチュニジアの方が高いです。とはいえこの上位2チームは個人的に今大会期待している2チームなので、ここは番狂わせは起きて欲しくないかな〜。
最後のに日本のグループHですが、ここはコロンビアとセネガルの通過を予想します。理由としてはCBのクオリティが残り2チームに比べて高いからです。日本はこのままいけば全敗の可能性が最も高いですが、自分が観に行くのでせめて1勝してほしいという願いを込めて(笑)3位予想です。まあサッカーは何があるかわかりませんからね。
決勝トーナメント以降はスコアまで予想しました。最後の2枚で突然アナログ感が増したのは気にしないでください。
大方並みの予想になりましたが、番狂わせがあるとすればグループDのアイスランドはこの前のEURO同様何かやってくれると信じています。
●優勝予想【希望ver.】
希望込みバージョンの優勝予想はこんな感じです!
僕は中学生の頃からずっとW杯ではイングランド・アルゼンチン・日本を応援しているので、希望はいつもこんな感じです(笑)。ただアルゼンチン優勝希望の理由は決して小柳ルミ子とは違うのでそれは理解して欲しいです(迫真)。
あとベルギーはシンプルにプレミア勢が多いので、そういう理由で応援しています。
ではその他諸々の予想をバンバン載せていきます。
●得点王予想
個人的大本命はエディンソン・カバーニです。やはり得点王は上位進出が予想される強豪チームから産まれる可能性が高いので、ネイマールやティモ・ヴェルナーが有力候補でしょう。ただ前回大会はベスト8のコロンビアのハメス・ロドリゲスが得点王だったので、「格下相手にいかにしっかり得点が稼げるか」というのも上位進出に加えて重要な要素です。
●アシスト王予想
鋭いクロスと針の穴を通すようなスルーパスが武器のケヴィン・デ・ブライネが本命ですいが、コンディションが万全ならメスト・エジルも有力な対抗馬です。
でも実は大穴のフィルミーノが一番有力だったりして…ともかすかに思ってます(笑)。もはや予想の意味ねえ。
●MVP予想
割りと毎回意外な選出の感じのMVPですが、今回は王道のネイマールを予想します。オリバー・カーン以来のGKのW杯MVP受賞がマヌエル・ノイアーならそれはそれでテンション上がりますけどね。
●退場しそうな選手予想
この辺からちょっとずつフザけはじめます。
●大ブレイクしそうな若手選手
いわゆる前回大会のハメス・ロドリゲスの枠です。今大会参加時点で23歳以下で、鮮烈な活躍をして大ブレイクしそうな選手を選びました。ちなみに前回のW杯の時のハメス・ロドリゲスは22歳です。
●(浮き球の)スーパーミドルを決めそうな選手
やっぱわかりやすいスーパーゴールと言えば、ズバンと決まるスーパーミドルですよね。ちょっと細かいですが、スーパーミドルの中でも特にパワーと思い切りの良さを活かした浮き球の豪快なミドルが得意な選手を選出しました。
●(低空の)スーパーミドルを決めそうな選手
浮き球の豪快なミドルも見ていて気持ちが良いですが、よりコースを狙った地を這うようなおさえめのミドルも決まれば気持ちが良いです。特にトニ・クロースなんかはまさに「ゴールへのパス」と言えるような高い精度でゴール隅に強烈なミドルをよく決めますよね。
●セットプレーから豪快にヘディングを決めそうな選手
こういう大舞台では土壇場でセットプレーからヘディングでゴールを決められる選手はやっぱり重宝されます。上背のある選手の多い、バルカン半島の選手を中心に、とにかくヘディングの強い選手を選びました。
●華麗なFKを決めそうな選手
開幕戦で早速アレクサンドル・ゴロヴィンがまさに華麗なFKを決めましたが、今大会は他にもFKの名手たちが目白押しです。イチオシはウィリアンです。
●サイドから鋭いドリブルで切れ込みゴールを決めそうな選手
逆足を武器にしてサイドから切れ込む選手が増えてきた現代、こういうゴールを見ることが増えましたね。イチオシはフランスのフロリアン・トヴァンです。
●大会期間中に起きそうなこと
これは完全にフザけてます。
多かったですが以上です〜。
うぅ…本当は開幕前に書きたかった…ロシア行きの準備が忙しくて…泣
いろんな予想をしましたが、それでも「何が起こるかわからないのがW杯」です。
皆さんもいろいろな予想をするでしょうが、その予想が覆された時がまた悔しくもワクワクする瞬間でもありますよね。ではまた。
【開幕直前】ロシアW杯個人的注目選手Part.2【この選手にも注目してほしい編】
こんにちは。タッキーです。
今回は前回と同じ形式のランキングですが、どちらかというと前回のランキングのメンバーほど知名度は高くなく(個人的な感覚です)、それでも余裕があれば注目してほしい!という渋めの選出です。正直こっちの方が書いてて楽しいです(笑)。
こっちはまさに「個人的」注目選手ですね。
注目選手ランキングPart.1はコチラ↓
それではいきなり15位からいきます!
第15位 ユーリ・ジルコフ(ロシア代表/ゼニト・サンクトペテルブルク)
割と長い間チームを支えるベテラン選手が多いロシア代表の中でも、特に経験の多い左サイドアタッカーです。
チェルシー時代はあまりうまくいきませんでしたが、今でもロシアでは人気選手の1人で、スピードこそ衰えましたがその技術は錆び付いていません。どれくらい試合に出るかはわかりませんが、その切れ味鋭いドリブルで最後に大舞台でもう一花咲かせて欲しいですね。ぜひ注目したい開催国の選手の1人です。
第14位 ヤン・ゾマー(スイス代表/ボルシア・メンヒェングラッドバッハ)
身体能力と反射神経を生かしたセービングを武器にしたGKが多い中で、このスイス代表の守護神は世にも珍しい、「絶妙な間合いの詰め方」を最大の武器とする天才型GKです。
もちろん身体能力と反射神経も素晴らしい選手ですが、彼が真価を発揮するのは相手選手と完全な一対一になった時です。適切なタイミングと絶妙な間合いの詰め方でコースをジリジリと狭め、相手選手の気づかないところで「ゴールの確立を低くしていく技」はまさに名人芸です。
スイスにはロマン・ビュルキという優秀なGKもいるのでどれくらい試合に出るかはわかりませんが、彼が試合に出た時はその絶妙な駆け引きにも注目してください。あとモデル並みのイケメンです。
第13位 セサル・アスピリクエタ(スペイン代表/チェルシー)
ナチョ・モンレアルやマルコス・アロンソ、さらにはレアルのナチョなど〝ポリバレント〟な選手が多いスペイン代表のサイドバックの中でも特にいぶし銀の輝きを放つ「守備の職人」です。
彼は爆発的なスピードがあるわけでも正確無比なキックがあるわけでもありませんが、守備の基本を常にしっかりと守り、いるべき時にいるべき場所に必ずいる選手です。そのため多くの名監督に重宝されています。
その万能さゆえに、豪華な陣容が揃うスペイン代表では当落線上にいましたが、彼のサッカーに対する真摯な姿勢を見れば、今回「選ばれて本当に良かった」と思ったサッカーファンは世界中に多かったことでしょう。
デンマークが誇る超有望株が12位にランクインです。
大柄な体格の割に足元も柔らかく、点を取れるだけでなくチャンスメイクもできます。アヤックスでブレイクしたこととそのプレースタイルから〝イブラ2世〟とも呼ばれています。
今大会残念ながら怪我で呼ばれなかったニクラス・ベントナーに取って代わる存在になれるポテンシャルは十分にあるでしょう。
第11位 アクラフ・ハキミ(モロッコ代表/レアル・マドリー)
今回のW杯でアクラフに注目するなんてよっぽどのヨーロッパサッカー好きかレアルのファンくらいしかいないと思いますが、その価値は十分にある10代のサイドバックです。
若さゆえにまだ荒削りな部分はありますが、縦への推進力とパスワークにも積極的に絡んでいく柔軟さには既に定評があります。いずれモロッコを代表するスター選手になってもおかしくはないです。
レアル・マドリーの地元紙が「未来のカルバハル」と称するその潜在能力に疑いはないでしょう。
第10位 ルーカス・トレイラ(ウルグアイ代表/サンプドリア)
なぜこの選手に注目したのかというのは、正直に言いますがアーセナルの有力獲得候補に挙がったためです(笑)。
お恥ずかしながらそれまで全くこの選手のことを知りませんでしたが、プレー集を見た感じでは、ジェンナーロ・ガットゥーゾの激しさとサンティ・カソルラの巧さを持ち合わせた完成度の高い小兵MFって感じですね。獲得間近みたいなのでもしW杯で出場することがあればそのプレーに大いに注目したいです。
このように「好きなクラブに加入することが決まったもしくは決まりそうな選手だから」というのも、W杯本大会で特定の選手に注目する一つの理由になりますよね。
アルゼンチンにおけるメッシの後継者がディバラなら、ポルトガルにおけるC・ロナウドの後継者はこのゲデスです。
抜群のスピードとキレはもちろん、高いキープ力とシュート精度も大きな魅力です。
今大会中にC・ロナウドから主役の座を奪ってもおかしくない期待の若手の活躍に要注目です。
第8位 ブライアン・ルイス(コスタリカ代表/スポルティング・リスボン)
幾多のクラブを渡り歩くコスタリカの大エースは10番、そしてキャプテンとして再びこの大舞台に挑みます。
スラッとした長身とサラサラヘアのイケメンで、決してワールドクラスとは言えませんがその足元の技術には一見の価値があります。
コスタリカが4年前の「世紀のジャイアント・キリング」を再び起こせるかはこの大黒柱にかかっています。まあもう4年前のように「コスタリカは弱いチームだ」なんて思っているチームはいないでしょうが。
第7位 ジオバニ・ロ・チェルソ(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)
ハビエル・パストーレやアンヘル・ディ・マリアのような、まさに僕の好みにドンピシャな「アルゼンチンの細身のテクニシャン」です。
今シーズンPSGで主力として定着したこの若きMFは、今年2月のリーグ・アンのリール戦では見事なチップキックでループシュートを決め、多くのメディアから絶賛されました。
まだ未完成な部分ももちろんありましが、この若手有望株もまた出場することになれば要チェックするべき選手の1人です。あとアルゼンチンってなんでかわからないですけどカッコイイ名前の選手が多いです。
第6位 ジェルダン・シャキリ(スイス代表/ストーク・シティ)
先日の日本戦でもそのテクニックを遺憾無く発揮した、「スイスのメッシ」です。正直このランキングに入れるのも迷ったレベルのスター選手です。
細かいタッチとアジリティと強烈なシュートももちろんですが、何よりすごいのはその豆タンクのような体とそれを生かした優れたボディバランスです。
EURO2016のポーランド戦で決めた驚愕のスーパーゴールが記憶に新しいですが、今大会もまた印象に残るゴールを決めて欲しいですね。あと個人的にはエース級なのにいつも23番を着けてるってのが好印象です。
日本の堂安律選手には是非このシャキリを目指して欲しいとずっと思っています。
第5位 アレックス・イウォビ(ナイジェリア代表/アーセナル)
吸い付くような足元のボールタッチとアーセナルの華麗なパスワークにも馴染める柔軟なアイデアを持ったナイジェリアのワンダーボーイです。
球離れの悪さはまだ時折見受けられますが、あのジェイジェイ・オコチャの甥であることも納得の能力は間違いなく持っています。
第4位 ギルフィ・シグルズソン(アイスランド代表/エヴァートン)
国民全員の悲願である「W杯初出場」という夢を叶えたアイスランド代表の絶対的な大黒柱が堂々の4位です。
その右足での強烈なミドルには、並々ならぬ想いが詰まっていることでしょう。一勝でもすれば鳥肌間違いなしのアイスランド名物「バイキング・クラップ」が見られるはずです!
今大会その回数が一回でも増やせるように彼は全身全霊を込めてプレーすると思われるので、その勇姿をしかと目に焼き付けてください。
第3位 エデルソン・モラレス(ブラジル代表/マンチェスター・シティ)
今回のブラジル代表に今までと違う部分があるとすれば、「ワールドクラスのGKが〝2人〟いる」という点もその一つになるでしょう。
高いセービング力や怪我を恐れぬ勇敢な飛び出しなど、GKに必要な基本的な能力はもちろん、なんといっても彼の1番の武器はその異次元のフィード力です。
ボールをキャッチした後抜群のタイミングで放たれるその左足からのフィードは気持ちいいくらいピタッと味方の足元に届き、攻撃の第一歩目となります。
アリソン・ベッカーという強力なライバルがいるのでどれくらい試合に出るかはわかりませんが、出場した時はその〝ミラクルフィード〟に要注目です。
第2位 エミル・フォルスベリ(スウェーデン代表/RBライプツィヒ)
今回イタリアを押しのけて見事出場にこぎつけたスウェーデンの新たな10番がこのフォルスベリです。「さるすべり」に名前が似ています。
彼はデ・ブライネ同様キックの精度が高く、とにかくチャンスメイク能力が高いです。所属のライプツィヒでも主に主戦場はサイドで、そのアシスト能力は今大会の全ての選手の中でも屈指です。
今大会の後はビッグクラブへ羽ばたくことは間違いないでしょう。このフォルスベリだけでなく、スウェーデンには全体的によく走る選手が多いので見ていて気持ちがいいです。
第1位 アレクサンダル・コラロフ(セルビア代表/ASローマ)
まさかの1位です。まあ僕が個人的に大好きな選手であるということもありますが(笑)。
なぜ彼が1位なのかというと、「魅力が本当にわかりやすい選手」だからです。
ジャック・ウィルシャーのスタイルに近いピンと伸ばした背筋が特徴的なドリブル、大柄な体に似合わぬ足下のうまさと大胆な攻め上がり、そして何と言っても1番はその悪魔のような左足から放たれるシュートなのかクロスなのかよくわからない強烈なキックです。
本来サイドバックながら、本当に攻撃の大好きな選手で、所属のローマでも11番を背負ってバンバン攻撃参加しています。攻撃的な背番号をつけているサイドバックの選手ってなんかイイですよね。
一個前のランキングで1位に選んだデ・ブライネもそうですが、比較的浅い位置から精度が高くて速いクロスをバンバン打ち込める選手って、いるだけで自然とチャンスが増えて面白い試合になりやすいので魅力的ですよね。
さらに多くのアタッカーを差し置いてFKを蹴ることもあります。果たしてその悪魔の左足は火を吹くのか、東欧のクセ者集団を攻守に支える「セルビアのロベルト・カルロス」に要注目です。
とこんな感じです。今回のランキングでは将来有望な若手から経験豊富な若手まで多士済々が揃いましたが、やっぱりこういう選手にも注目してこそW杯ですよね。
とか言ってたらもうすぐ開幕です。やべえ。
では今回のランキングを参考にみなさんなりの注目ポイントを探してこの世界一の祭典を楽しんでください。今回は以上です。
【開幕直前】ロシアW杯個人的注目選手Part.1【これだけ押さえておけば間違いない編】
こんにちは。タッキーです。
いよいよ本日ロシアW杯開幕となりました。実感わかないですね…
個人的に思うのですが、W杯開幕1.2週間前から開幕までの間って人生で一番幸せな期間ですよね。始まってしまうと「あとは終わるだけか…」って逆に寂しさが日に日に増していくのですが。
まあ要はそれだけ楽しみなイベントってことです、終わったらまた4年後だし…。
ていうかW杯ってなんで4年に1回なんですかね、高校の時のスポーツ大会くらいの頻度で開催して欲しいわって毎回思いますよね。
そんなことは置いといて、W杯の楽しみの一つといえばやっぱりスーパースターたちの様々なスーパープレーを楽しむことですよね。
ということで今回はロシアW杯で注目すべきスーパースターたちをランキング形式で紹介していきます。W杯前にありがちな企画です!ランキングはベスト15です!ご察しの通り選びきれずにベスト10ではなくなってしまいました!
ちなみに今回は、次回更新予定の渋めの選出をした「この選手にも注目して欲しい編」と合わせてドドーンッと合計30人紹介します!1大会で30人も注目できるわけねえだろボケカスって思う人にはオススメ出来ません!
今日紹介するランキングはもちろんメッシやC・ロナウドやネイマールは紹介しません!その3人は僕みたいな小僧に言われなくてもみんな注目するでしょうし!
今回は上記3人以外で、サッカー好きならもちろん今回のW杯で大注目する選手、でもサッカーあまり知らない人ならもしかしたら注目せずに終わってしまうかもしれない選手を紹介していきます。
みんなヨーロッパのトップレベルで活躍する今をトキめくスーパースターたちです。要は今回紹介する選手たちさえ押さえておけば今回のW杯は間違いない!ってことです。完全版です!
ちなみに僕のブログは基本的に「あまりサッカーに詳しくない人」向けなので、今回のランキングはかなりベタな選出です。
あと、対戦国分析等で既に紹介したことのある選手はなるべく省きました。
*あくまで個人的な注目選手の紹介です。
「いやワールドクラスって思ってるのはグーナーだけなんじゃ…?」という声が聞こえてきそうなのは置いといて、先日日本代表と対戦したスイス代表の背番号10を背負うハンサムMFがまず最初のランクインです。
魅力はなんといってもその左足から放たれるロングパスと「ジャカ砲」と呼ばれる音速ミドルです。所属のアーセナルでは10番って感じはしないですが、スイス代表ではなぜか10番のようなプレーもみせているのが謎です。
ただ今シーズン終盤はシャビ・アロンソに錯覚するくらい縦パスの精度がかなり上がってきたので、今大会で名実ともにスイスの〝10番〟になれるか、要注目です。
ちなみにジャカ砲はポケモンで言う「ぜったいれいど」くらいの命中率ですが、ジャカがシュート打つときにTVの前の皆さんが「シュートッッ…」って掛け声をしてくれたらちょっと命中率が上がるかもしれないのでよろしくお願いします。
ジャカ!ブラジル戦でジャカ砲決めたらヒーローだぞ!頑張れ!!(笑)
●第14位 ダヴィド・デ・ヘア(スペイン代表/マンチェスター・ユナイテッド)
おなじくプレミアリーグの、今や世界を代表するGK・デヘアが続けてランクインです。
足元の技術はもちろん、なんと言っても、ここぞという場面での常人離れした反射神経と判断力を生かした驚異的なセーブが持ち味です。
スペイン守備陣のカギはジェラール・ピケでもセルヒオ・ラモスでもなくこの男でしょう。今大会で最も注目するべきGKです。
●第13位 チアゴ・アルカンタラ(スペイン代表/バイエルン・ミュンヘン)
シャビが去った後、無敵艦隊の中盤で創造力と展開力を発揮するのは間違いなくこの男です。シャビ、アンドレス・イニエスタ同様小柄ながらテクニックと視野の広さは一級品ですが、ブラジルの血が流れているサラブレッドらしく魔法のようなボールタッチは彼らを凌ぐレベルです。
今大会のスペインは派手な魅力を持ったイスコやマルコ・アセンシオに注目が集まりそうですが、強豪スペインの「勝利のDNA」を引き継ぐ正当後継者はこのチアゴでしょう。
前回大会ケガで出られなかったその悔しさをこの大舞台で晴らして欲しいです。やはり今大会も、〝スペインの小柄な中盤の選手〟には目を凝らして注目しなければなりません。
●第12位 セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン代表/マンチェスター・シティ)
何かとケガの多い「メッシの親友」は今大会も100%の状態で臨めるかは疑問符がつくところです。
アルゼンチンの前線には常に強力なFW陣がいるので、W杯で活躍した印象は薄いです。それどころか、なんとW杯でまだゴールを決めたことがありません。
アグエロほどの世界的なFWがW杯でゴールを決めたことがないのは意外ですが、それならむしろ初ゴールの瞬間を見るのが楽しみですね。
今大会も親友リオネル・メッシにばかり注目が集まりそうですが、彼のエリア内での老獪な駆け引き、そしていやらしいほどに正確な両足のシュートは炸裂するのでしょうか。意外とこういう大会でアグエロが主役になったりすることもあるのでは?
●第11位 マーカス・ラシュフォード(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
英国の神童がついにW杯でそのベールを脱ぎます。
スラリと長い脚から繰り出される柔らかいタッチと一瞬のスピード、そしてGKも予測不能な多彩なプレースキック。最近のイングランドのFW陣の中でもその武器の多さは突出していますが、なんといっても一番の魅力はあのジョゼ・モウリーニョも絶賛したサッカーに対するプロフェッショナルな姿勢です。
ここ数年で格段に上達したFKは彼が練習後にひたすら繰り返した居残り練習の賜物です。
昨日練習で怪我したというニュースが流れてきましたが大丈夫でしょうか。英国の未来のためにもぜひ彼にはこの大舞台で様々な経験を積んで欲しいです。
ちなみに彼は体を大きく曲げ、足を左右に大きく広げながら(言葉では難しいですが)蹴るという、他の選手にはない独特のフォームのインステップ気味のキックをするのでそこにも注目して欲しいです。
●第10位 エディンソン・カバーニ(ウルグアイ代表/パリ・サンジェルマン)
以前イケメンランキングでも紹介した〝情熱的FW〟が堂々10位にランクインです。
その風貌にまさにマッチする(?)泥臭くかつ観る者の心を動かす熱いゴラッソに注目です。
ウルグアイのいるグループAは比較的楽な組み合わせだと思っているので、その3試合で荒稼ぎができれば、個人的に得点王の可能性も十分にあると思います。あのルイス・スアレスと共にね。
●第9位 キリアン・ムバッペ(フランス代表/パリ・サンジェルマン)
これまたつい先日練習で怪我をしたという情報が舞い込んできた、フランスの神童です。なんでこんな選手ばっかり…
10代で今回のW杯を迎える選手の中で、最も注目すべき選手です。アントニー・マルシャルやキングスレイ・コマンらを差し置いて選ばれたわけですから、フランス国民の期待度は計り知れないでしょう。
怪我についての確定的な情報はまだ定かではありませんが、PSGに移籍した時の巨額な移籍金に見合う能力を持っているかを大舞台で示すこの上ないチャンスなので、ぜひ彼には万全の状態でプレーして欲しいです。まさかの得点王もある…?
●第8位 クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表/トッテナム・ホットスパー)
プレミアが誇る天才司令塔が第8位にランクインです。今のサッカー界で彼ほど現代の司令塔に必要な能力全般をハイレベルで兼ね備えている選手はそうそういません。そりゃバルサも欲しがります。
確かなボールテクニックと華麗なスルーパスはもちろん、なんといっても十八番はしなやかなフォームから放たれる正確無比なミドルシュートです。どこにそんなパワーがあるんだと思うほど強烈かつ絶妙なコースをつくシュートが打てます。
ミドルのうまさで言えば彼は今や世界で5本の指に入るレベルだと思います。今大会でもそのスーパーゴールは炸裂するのか、デンマークの王様に注目です。
●第7位 ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表/マンチェスター・シティ)
2017年冬にマンチェスター・シティにやってきて、目の肥えたプレミアファンを唸らせた、王国の新・点取り屋がこのガブリエウ・ジェズスです。
見た目は親しみやすいルックスですが、一度エリア内に忍びこめばその危険度は世界屈指です。スピードやテクニックに特別な才能があるわけではありませんが、抜群の動きだしとポジショニングで確実にゴールをしとめる能力に関してはこの年齢ですでに世界トップクラスといってよいでしょう。
どうでもいいことですが、似通った名前の多いブラジル人選手たちの中で、あまり他と被らないタイプの名前なのは覚えやすくて助かります。なんだこの情報。
●第6位 パウロ・ディバラ(アルゼンチン代表/ユヴェントス)
アルゼンチンにおけるメッシの正統後継者と言われる天才FWが6位です。
足に吸い付く天才的なボールコントロール、右サイドから鋭く切れ込み正確無比なシュートを打ち込む十八番のプレー、さらには精度の高いFK、そして終いには代表デビュー戦でレッドカードをくらい退場してしまうところまで(メッシもそうでした)、やたらメッシとの共通点が多いのでそりゃ国民は後継者だと期待しますよね。
とは言えその正統後継者であるがゆえに、「メッシがいるのに代表に必要か?」という声も多く、ギリギリまで本大会メンバーの当落線上にいました。
アルゼンチンの前線の層はこれでもかというほど厚いですが、その中で「メッシじゃなくて自分でなければダメなんだ!」という部分を今大会で見せられるのか、要注目です。
ちなみに見た目は「ツーブロックの似合うハリー・ポッター」って感じです(イケメンです)。
ここからいよいよベスト5です。この辺りから「まあこの選手は外せないよね〜」のオンパレードです。
●第5位 ティモ・ヴェルナー(ドイツ代表/RBライプツィヒ)
ミロスラフ・クローゼの引退以来、長らく不在だったドイツの絶対的なCFの座に名乗りを上げた若手FWがこのティモ・ヴェルナーです「若手至上主義」のライプツィヒの中でもその才能は際立っています。
数年前は「ドイツのC・ロナウド」と呼ばれるほどスピードとキレを生かしたウィンガーでしたが、ここ数年はオフ・ザ・ボールの動きとシュートの正確性が上達し、より完成されたFWに近づいてきました。
他のランキング上位の選手たちに比べて所属のライプツィヒというチームはまだ新興クラブでそこまで世界的に名の知れたクラブでありませんが、今大会での活躍次第では夢の超ビッグクラブ移籍も十分あり得ます。得点王候補の大穴です。
単なる自分の力を示す大舞台というだけではなく、彼自身にとってメスト・エジルやトーマス・ミュラーら、百戦錬磨の戦士たちと共に同じ時間を過ごすことはこれからのサッカーキャリアにおいて貴重な財産になるでしょう(良いこと言った)。
●第4位 マルコ・アセンシオ(スペイン代表/レアル・マドリー)
彗星の如く現れた、スペインの新・主役候補がこのマルコ・アセンシオです。
彼はとにかく前を向かせれば危険な選手で、卓越したテクニック、柔らかいタッチと正確無比なパスはもちろん、左足のパンチのあるミドルも大きな武器です。
しかし彼の最も評価されている理由は、若さに似合わぬ強心臓です。彼はレアル・マドリーに移籍してからのこれまでのほとんどのデビュー戦でゴールを決めています(リーガ・UEFAスーパーカップ・CL・国王杯など)。
いつだったか忘れましたが、CLの準決勝かなんだかのバイエルン戦の決定的なチャンスで、C・ロナウドがどフリーであったのにも関わらず、レアルデビューしたてのアセンシオが全く物怖じせずに自ら持ち込み豪快に決めてみせたのを見たときは「この選手は只者ではない」と思いました。
大舞台になればなるほど輝くその勝負強さをしっかりと発揮できれば、アセンシオが本大会で特大のインパクトを見せる可能性は十分にあるでしょう。目指すはW杯でのデビューゴール!
●第3位 ハリー・ケイン(イングランド代表/トッテナム・ホットスパー)
英国中が待ち望んだ本格派CFは今大会屈指のスターとして、そしてイングランドのキャプテンとしてこの大舞台に立ちます。
もはや説明不要のそのシュートセンスと抜群の動き出し、そしてまるで大ベテランかのようなPA内での冷静さは、今や世界でも指折りのCFである彼の大きな武器です。
ラダメル・ファルカオやこのケインような古典的なCFは今少なくなってきていますが、どのようなシステムでもシンプルに点が取れる彼らのような選手は本当にチームにとって大きな存在です。
昨年クラブと代表の公式戦で合わせて56ゴールを奪った彼は間違いなく今回得点王の有力候補ですが、それはもちろんイングランドがチームとして上位進出できるかにもかかっています。
若い世代が伸びているイングランド代表は2022年大会をピークとして捉えて強化を進めているようですが、今大会ケインが前評判通りの活躍を披露すれば十分上位を狙えると思います。
この手のランキングの第2位にまさかエジプト人が入る時代が来ることになろうとは、おそらくツタンカーメンもビックリして目覚めちゃうほどです。
今シーズンヨーロッパのどの選手よりもまばゆい輝きを放っていたこの新世代のスーパースターは、1位でも十分おかしくないレベルと言えます。
先ほどディバラをメッシの後継者と紹介しましたが、細かいタッチと絶妙な間合いで抜いていく感じは、サラーの方がよりメッシに近いです。今季CLの準決勝ローマ戦の時なんか本当にメッシに見えました…
エジプト代表は他にもモハメド・エルネニーやアハメド・ヘガジーらプレミアで活躍する有力選手がいるので、このサラーが実力通り活躍すればサプライズで上位進出する可能性も十分あります。
ケインと共に、いずれメッシ、C・ロナウドらと並ぶ存在になるであろうこのモハメド・サラーの一挙手一投足には今大会要注目です。あとぜひ勝ち進んでセルヒオ・ラモスとの再戦がみたいですね(笑)。
●第1位 ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー代表/マンチェスター・シティ)
多くのスターたちを押しのけて見事1位に輝いたのは、ベルギーが誇る天才司令塔・ケヴィン・デ・ブライネです。ハッキリ言って今回のW杯はとりあえず彼さえ見とけばもう間違いないレベルです。
なぜ彼に注目すべきなのかを全て話せばもうW杯が終わってしまいそうなのでかいつまんで話しますが、とにかく彼は「キックの申し子」なのです。
ボールを止めた状態でのキック、高速カウンターからのアーリークロス、低い位置からのロングキック、あらゆるキックにおいて彼の技術とその精度は今間違いなく世界一です。全盛期のデイヴィッド・ベッカムにも迫る勢いです。
特に要注目してほしいのは、この角度からの右足での鋭いクロスです。彼の蹴るボールは、受け手の前で「ギュンッ」と落ち、最も蹴りやすい状態でピタッと足元に届きます。スピード・コースともに抜群で、GKとDFの間の絶妙なスペース、いわゆる「嫌な位置へのクロス」がとにかくべらぼうに巧いんです。
そのクロスを蹴り込むタイミングも早いので、相手DFは準備が整っていない状態でこの正確無比なクロスがバンバン打ち込まれてくることになります。本大会ではこのデ・ブライネのクロスをロメル・ルカクやマルアン・フェライニがバチンっと合わせるシーンが多く見られることでしょう。
他にも身体の真下にピタッと止める独特のトラップ、そして強烈なミドルやFKなど多くの武器を持っています。
ベルギーは充実の陣容を誇っており、上位進出すれば彼が主役となる大会になってもおかしくはないでしょう。そして彼のような選手にバロンドールが与えられる時代になれば、それこそサッカー界が新たな時代に突入したと言えると僕は思います。
15位 グラニト・ジャカ
13位 チアゴ・アルカンタラ
12位 セルヒオ・アグエロ
11位 マーカス・ラシュフォード
10位 エディンソン・カバーニ
9位 キリアン・ムバッペ
7位 ガブリエウ・ジェズス
6位 パウロ・ディバラ
5位 ティモ・ヴェルナー
4位 マルコ・アセンシオ
3位 ハリー・ケイン
2位 モハメド・サラー
1位 ケヴィン・デ・ブライネ
ということで以上です!最後の方は明らかにプレミア贔屓が出てしまったのは内緒ですが、上位3人は納得の人選ですよね。
今回は僕の好みがかなり大きい人選でしたが、それ以外にも今大会には、ポール・ポグバやアントワーヌ・グリーズマン、セルヒオ・ラモスやルカ・モドリッチなど、注目すべきスター選手が目白押しです。
特にC・ロナウドやリオネル・メッシは「今大会が最後のW杯になるのでは?」とも言われているので、その勇姿をしかと目に焼き付けましょう。そしてたくさんのスーパースターたちのスーパープレーに酔いしれましょう!
自分の好きなチームを応援するのも大事ですが、なんてたってそういうところもW杯の大きな醍醐味の一つですからね。
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ロシアW杯観に行きます
こんにちは。たっきーです。
いよいよW杯開幕まであとわずかになりましたが、そういえばこのブログで言ってなかったことがあります。
僕、ロシアW杯観に行きます。
もったいぶったとかではなく普通に言うの忘れてました…。
4か月前くらいから行くことを決めてずっと計画していたのですが、最近になって「そういえばブログでそのこと書いてねえ…」ってなぜか気づいたので報告します。
期間は6月18日〜7月5日の約18日間です。割と長い。
ちなみに観る試合は日本のGL3試合と、日本が2位で勝ち上がった場合の決勝T1回戦の合計4試合です。
「日本が2位で勝ち上がった場合の」とか理由づけてますが、本当は反対のグループにいるイングランドかベルギーが観たかっただけです。プレミア好きとしてはその2チームは外せません。
僕が観る4試合目は、順当にいけば高確率でそのどちらかがくると思います。ワクワクがやべえ。
こんなこと言ったらあんまりよくないですが、「パナマvsセネガル」とかになったらたぶん泣き喚きます。
チケットを買った時は結構前だったので、「イングランドvs日本」になればサイコウだなとか思ってましたし、可能性としてはあり得ると思ってました。
しかし今はまあこんな現状なのでその可能性はかなり低くなったと思ってます。
正直、観にいくことを決めた時に比べたら今はかなりワクワクが減ってきたかもしれません。
ただ、とはいえやはり夢だったW杯の現地観戦なので、間近に迫ってきてまたテンションが上がってきたのも事実です。
人並みに観光に対する意欲はあるだろうと思うので、試合観戦だけでなく、ロシアの地を十分に堪能できる旅にもなればいいかなと思います。まあまあ長いので。
●すごいぞロシア、「FAN ID」とかいう有能システム
今回のロシアW杯で初めて導入されたのが、チケットを一枚でも買った人すべてに配布される「FAN ID」というシステムです。
これはスタジアムに入場する際に必要になるのはもちろん、なんとこれを使えばロシア国内の移動に必須な寝台列車に無料で乗ることができます。スゴイ。
なんと言っても世界最大の国なので、やはり最も懸念されるのは移動の面です。それを考慮してか今回このような便利なシステムが導入されました。ロシア太っ腹。
特に日本代表は今回最もモスクワから離れた開催地・エカテリンブルクでの試合が予定されています。日本人ファンにとってはこのシステムは本当にありがたいでしょう。
使えるもんは使うべきなので、早速僕もこれを予約しました。本数は限られているので熾烈な争いになるのですが、結果なんと6つの長距離移動のうち4つをこの無料寝台列車でまかなうことが出来ました。懸念だった移動費が大幅に節約できたので本当に助かります。
しかしロシアの地を甘くみてはいけません。今回の寝台列車の移動で最も長距離なのが先ほど述べたモスクワーエカテリンブルク間なのですが、なんと30時間以上かかります。拷問かよ。
30時間電車に乗るなんて経験もちろんないですし、想像できないレベルなのでかなり怖いですが、これもたびの醍醐味とも言えるので正直半分くらい楽しみなのが本音です。
というか、何があるかわからない長期のロシアの旅なので、「ちょっとのトラブルくらいへっちゃらさ」くらいのスタンスでいかないとやってられない思います。僕は割とそういうタイプなのでそこまで心配していないです。
とはいえ、そもそもの目的である試合の時間に間に合わない…とかなったら流石の僕でもブラジルW杯でネイマールを怪我させた時のスニガくらい焦ると思います。
それだけはないように気をつけます…いやもちろんそれ以外も気をつけます。
ちなみにこのFAN IDはロシア入国の際ビザの代わりにもなります。準備の手間が省けて本当に助かります…。
ついでにお知らせ!
「監督あるある」が詰まってます!
— プレミアリーグパブ (@PL_Pub_jp) 2018年5月23日
是非、どうぞ(^^)
<個性派揃い>プレミア「BIG6」監督の喜び方に、あだ名をつけてまとめてみた https://t.co/7oPo25V76j
先日プレミアリーグ・パブさんに2度目の寄稿をさせていただいたので、興味があれば是非読んでいただきたいです。今回はプレミアBIG6の監督のキャラクターについて色々書きました。マジメにフザけてます。
ロシアに行っている期間はなるべくたくさんブログを更新していきたい思います。観戦した試合についてはもちろん、ロシアの風土や観光名所についてなんかも思ったことをつらつらと書けたらいいな〜とか思ってますので時間があれば読んでください。
ちなみに今回はずっと1人で海外旅行するのが夢だったので、1人で行きます。
どんなことが起きるかわからない旅になりそうですが、とりあえず死なずに帰ってくることが一番の目標です。不安しかねえ〜。
あと今夜はスイス戦ですね。ではまた。