ロシアW杯【5日目】〜エカテリンブルク1日観光〜
こんにちは。たっきーです。
いきなり余談ですが、僕が大きな荷物を引きずって街を歩いているとロシアの人々が皆「初めて一人でおばあちゃんちに来た孫」を見るような目で見てくるのはなぜでしょうか。
最初に冗談をぶっ込む余裕も出てきました、5日目のロシアです。
昨日は初めてこの旅でホテルにありつけて大喜びでしたが、モドリッチがアルゼンチン相手にスーパーミドルをブチ込むのを見逃すくらいグッスリ眠れたので、今日は丸一日エカテリンブルクの観光をします。
⚫️トラムに乗って街中へ
ホテルを出たのは、12時過ぎでした。エカテリンブルクは今回訪れる街の中でも特に夜が短く、夜9時でも平気で明るいです。
そのため、朝早くから意気揚々と観光に行くともう夕方になる前にへばってしまいます。1日が長いことも考慮して、昼過ぎから観光へ出かけることにしました。
部屋を出てエレベーターの方へ向かうと、そこには前日フランスに負けて敗退の決定したペルー人の親子が物寂しげな表情をして荷物を持ち佇んでいました。
今回のW杯は非常に盛り上がってますが、勝者の陰にはもちろん敗者の姿がある。夢のような世界にいた僕はその悲しげなペルー人の姿を見て、楽しいW杯にもう1つの現実があることを再確認しました。
気を取り直して外に出ます!
まずはホテルを出て大通りから初めてのトラムに乗ります。ロシア語読めないので、どれがエカテリンブルクの中心地に行くやつかはよくわかりませんでしたが、「とりあえずまあ乗りゃええやろ」ってことで方向的に合っていそうなやつに乗りました。
乗ったらすぐイカツいおばちゃんにこの紙を渡されます。お金を払おうとしたら、「いらない」と言われました。
「あれ?」と思い紙を見ると右下の方に「FIFA 2018」の文字が。
FAN IDが有効なのは試合開催日当日だけなのでは?と思いましたが、どうやらその辺は割とテキトーみたいです。まあ無料で乗れたのでラッキー。
⚫️️️〝血の上の教会〟ことフラム=ナ=クロヴィ
まず最初にエカテリンブルクで観光するならここは外せない!と言われる〝血の上の教会〟ことフラム=ナ=クロヴィに来ました(ちゃんと調べた)。
この日はあいにくの雨模様で肌寒かったですが、このフラムなんとかは本当に綺麗でした。来て良かったです。
なぜ血の上の教会と呼ばれるのか、とかそういう歴史的な話に興味がある方はぜひご自身で調べてください!ハッキリ言いますが僕はそういうのはあまり興味ないです!!視覚がお腹いっぱいになればOK!!!
ただ、そういう歴史的な背景に関する知識がないとしても、中に入ればその荘厳な雰囲気と圧巻の美しさから、普段なにかを信仰するという文化がない日本人の僕でも、そこが特別な場所であることはヒシヒシと肌で感じられました。
残念ながら中は撮影禁止なので写真はありません。でもペルー人は普通に大はしゃぎでパシャパシャ撮ってました。おい!!さっきの寂しげな姿はどうした!!!切り替えの早さメキシコ代表かよ!!!
てかここでもペルー人!!どこまでもペルー人!!
⚫️エカテリンブルクの中心街へ
フラムなんとかがあった小高い丘を下り、街の中心地があるイゼット川の方へ歩いていきます。
途中大きな映画館があり、その前には陽気な二人のおじさんの銅像がありました。どうやら世界で初めて映画を撮った人のようです。ウソです。知らないです。
こっちに来て気づいたことの1つなのですが、街中のいたるところに銅像があります。本当に多いです。おそらくその街に関わる歴史上の人物なのだと思いますが、日本にはこういう文化はあまり無いので新鮮でした。
イゼット川に辿り着きました。この川付近がこの街の中心地です。
川沿いに南へ歩いていると、侍の格好をしてちょんまげをつけた日本人サポーターの方に出会い、「写真撮ろう!」と言われたので撮りました。
どうやら有名な日本のサポーターの方みたいです。その後もロシア人に大人気でたくさん写真を撮ってました。外国人はサムライとチョンマゲが大好きです。あとニンジャも。
このアメリカの体に悪そうなお菓子の色をしている建物は、「セヴェスチアノフの家」という観光地です。ここは、僕が見た限りではここに来て最も「色合いが綺麗だな」と思った建物でした。本当にキレイです。
せっかくなので隣接している博物館へ。値段は大人250ルーブルだったかな?確か。忘れた…。
ここは撮影OKでした。どうやらエカテリンブルクの工業や文化に関する貴重品を展示している博物館のようです。現地で採取された鉱石を使って作られた壺や指輪などは本当に綺麗でした。個人的にこの1枚目のような色合いが大好きなのでたくさん写真撮りました。
そしてここでもペルー人。コラッタ並みの遭遇率です。
やっぱこの色合い好きです。キレイだ…。
オオカミです。なんかキレイに撮れましたので載せときます。
「なんだかよくわからないけど可愛いね」シリーズ3連発です。
2枚目は「ドッキリ大成功の瞬間」かな?
博物館を出て、川の反対側の方へ歩いて行きます。
街中にあるコンパクトな教会です。これでさえも美しい。
見つけた瞬間「おぉっ!」と思ってしまいました。ロシアW杯モニュメントです!!これは超絶適正写真スポット!!ここで撮らなきゃドコで撮る!!SNSの背景画像はこれで決まりじゃ!!
ということで近くのロシア人のおいちゃんにお願いして撮ってもらいました。
なぜこの目の色にした?という疑念を抱かざるを得ないあまり可愛くないクマのモニュメントです。
「すごい勢いで水が出る場所」です。
銅像と同じく、噴水もいたるところにあります。いちいちスケールがデカい…。
本当にキレイな街並みです。
いよいよ街の中心地に来ました。写真は市庁舎の写真です。夜撮った方がキレイだったのでそっちを載せます。
道路を挟んで市庁舎の反対側に、有名な「1905広場」と「レーニン像」があります。このあたりは本当に大きい広場になってます。
ちょうどお腹が空いてきたので、正面にあるデカめのショッピングモールに行きます。入り口にはこんな看板もありました。当日行われる試合です。
ショッピングモールの前はこれまた広場になっており、若者を中心とした憩いの場となっております。
中に入ります。やはりサランスクの時と比べるとかなり大きいです。天神パルコみたいな感じです。
そしてデパート内にも銅像があります。
エスカレーターを登ると、FIFAのチケットセンターとFAN IDセンターを立て続けに発見しました。どうやらエカテリンブルクのW杯に関するこういう施設はこのショッピングモールに全て集まっているようです。
ここでチケットやFAN IDをなくしたりした人は発行できます。また、チケットセンターではまだ余っていれば新規にチケットを購入することもできます。
なんかその街ごとのこういう施設を発見する流れ、「完全にRPGだな」って途中から思うようになりました。
フードコートに来ました。絶対美味しくないってわかっておきながら、好奇心のみでロシアのお寿司を食べることにしました。味についてはご察しの通りです。
ショッピングモールの脇へ出ると、「ヴィネらストリート」というエカテリンブルクで有名な通りに出たので散策してみることにしました。
ここは歩行者天国になっており、脇には多くの飲食店や服屋さんなどが立ち並び、ベンチやキレイな花壇も多くあり、若者で溢れかえっていました。
やはりここにも銅像です。誰だ。
ここは本当に歩いていて楽しかったです。もっとたくさん写真を撮ったのですが容量がなくなるのでこの辺にしときます。
⚫️ここがオススメ!!
そのストリートを抜け、しばらく歩くと「サボール・アレクサンドラ・ネフスコヴォ」という教会にたどり着きました。血の上の教会に負けないくらい綺麗です。
ここがかなりオススメでした。地元の人しかお祈りにきてない感じで、中は血の上の教会よりもさらに荘厳な雰囲気でした。血の上の教会は正直有名すぎるため、観光地化していてちょっとワチャワチャしてますが、ここは郊外にある分、観光客は全くおらず、僕も入った瞬間思わず「おぉ…」と声を上げてしまいました。
入るのもためらうくらいです。でもここは本当に来てよかったと思いましたし、正直本場のロシア正教会の雰囲気を味わいたいなら血の上の教会よりもコッチの方がオススメです。
ここにはさすがにペルー人は一人もいませんでした。なんだか勝った気分です。
⚫️高層ビル「ヴィソツキー」
そのあとはその辺をぶらぶらしつつ、いろんなところで写真を撮りつつ、ロシア人に挨拶しつつ、でしたが…
エカテリンブルク1の高層ビル、「ヴィソツキー」にたどり着きました。
ちなみにこの名前はロシアの伝説的シンガーソングライターである「ウラジミール・ヴィソツキー」に因んで名付けられたそうです。興味のある人は調べてみてください。
金払ってわざわざ高いところに登ることの良さがあまりよくわからなく、東京に住んでいながらいまだに東京タワーやスカイツリーにも登ったことのない僕ですが、せっかくロシアまできたので登ってみることにします。
展望台は52階で、一人350ルーブルでした。
上に登るとなんだかんだテンション上がっていっぱい写真を撮ってしまったことは秘密ですが、一番綺麗に撮れたであろう写真を載っけときます。
ヴィソツキーから見た「セントラル・スタジアム」です。わかっていながら、何度見ても飛び出したバックスタンドが意味不明です。ジェットコースターかよ。
そのあとは色々ぶらぶらしましたが、いい感じに日が暮れてきたので、綺麗だとウワサのイゼット川の夕日を見に行きました。
確かに綺麗です…今日は色々な綺麗な建物を見ましたが、なんだかその中でも一番キレイだなと感じました。
帰り道に撮った血の上の教会・夕日バージョンももちろん綺麗でした。
疲れ果てたのでタクシーで帰りました。ロシアで使ったタクシーについてはまた書きます。帰りにまたあのスーパーに寄り、色々おつまみを買いました。今回はちゃんとサーモン買えたぞ!!!
今日も1日お疲れ様でした〜〜。ほんとよく歩いた。
そのあと寝っ転がりながら見たセルビアvsスイスの最後の方をしっかり見逃し、この日もグッスリ眠れました。もうこのパターンいい加減やめたい!!!!笑
ではまた!
ロシアW杯【4日目】〜ロシアのスーパーおそロシア〜
こんにちは。タッキーです。
今回はロシアの旅4日目のことについて書いていきます。もはやただの日記になりつつあります。まあ最初からそのつもりでしたが。
⚫️エカテリンブルク到着〜今回初のホテルへ
約24時間寝台列車に揺られ、第二戦の都市・エカテリンブルクに到着しました。やった〜!
なぜテンションが上がっているのかというと、今回の旅でようやく初のホテルにありつけるからです。
実はここまでロクにシャワーも浴びておらず、洗濯物を余計に増やしたくないため着替えてもいなかったので正直最悪の状態でした。人生でこんなに風呂に入らない時間が長かったのは産まれて初めてです。
まあ最初からわかってたことだし、これもたびの醍醐味です。なんだか、「これも旅の醍醐味!」って魔法の言葉ですよね。なんでもできちゃう。
エカテリンブルクは人口約140万人(京都市と同じくらい)の〝ロシア第4の都市〟で、ウラル山脈中部の東側にあり、イゼット川沿いに発展したウラル地域の工業・文化・教育の中心地です(Wikipedia棒読み)。
位置的にも、アジアとヨーロッパの境目とも言える場所で、ロシアの中でも不思議な魅力を持った大きな街です。
駅を降りた瞬間に、サランスクより大きな街なんだということがよくわかるくらい都会でした。
ロシアはこれだけ広いので、モスクワと比べても時差があり、日本ーモスクワ間が時差6時間なのに対して、日本ーエカテリンブルク間は4時間の時差です。要はモスクワ基準の時間とエカテリンブルクとでは2時間の時差があり、それを忘れていた僕はついてすぐに「アレ?」と思い、急いで時計を合わせました。
そのとき時間は朝9時でしたが、もちろんすぐ観光するつもりなどなく、とりあえずホテル目指して地図を見ながら重い荷物を引きずり始めました。
来てすぐわかったのは、エカテリンブルクはサランスクと比べ、都会なだけに交通手段が非常に多いことです。
地下鉄が走っているだけでなく、トラムと呼ばれる路面電車や、トロリーバスと呼ばれる路面電車と同じく上の架線に繋がれ電気を動力として走る日本では見かけないバス、さらには普通の市バスなど多くの種類の公共交通機関が存在します。
こちらの黄色い方がトラム、そして緑の方が市バスです。
この青くて上の架線につながっているやつがトロリーバスです。わかりにくい写真ですみません…
これらに合わせてさらに多くの車がブンブン走っているわけですから、その交通事情は日本人から見るとハチャメチャです。よくこんなところ運転できるな…
それは置いといて、1時間ほど歩いたところで、ようやくホテルに到着しました。やったーーーーーー!!!
中心部からは離れていますが、その分安めで、地域密着な感じがして雰囲気の良いホテルでした。
自分以外は6割くらいがペルー人で、中には日本人の宿泊者も何人かいました。ここでもペルー人…。
特にその日第二戦のフランス戦が行われるとだけあって、ペルー人たちのテンションはアゲアゲでした。
受付でパスポートとバウチャーを見せレギストラーツィア(ロシアでの滞在登録)をしてもらい部屋へと向かいます。
ちなみに受付の若いロシア人のお兄ちゃんはどうやら英語が喋れないみたいで、代わりに横にいたアラブ系の「イブラヒムさん」が伝達事項を簡単な英語で教えてくれました。その人を含め、他のロシア人従業員の方もみんな優しく、本当にこのホテルを選んで良かったと思いました。
ちなみにその「イブラヒムさん」はその後も会うたびにニコニコしながら「ジャポン!」と声をかけてくれ、色々教えてくれました。
部屋に着きました。こんな感じです。
緑を基調とした爽やかで綺麗な部屋で、まさか旅の最初のホテルがここまでいいものとは想像がつきませんでした。
部屋に着くととりあえず荷物を整理し、充電するものはし、いよいよシャワーを浴びます。この時の僕は多分しずかちゃんよりシャワーのことが恋しかったと思います。
しかし中々お湯が出ず、しょうがなく受付に問い合わせると、お湯のスイッチを入れてから10分くらいしないとお湯は出ないとのことでした。しかもそのお湯が出る時間もほんの数分で、急いで全身を洗う必要がありました。
まあこの辺は海外の安いホテルだし、これも「旅の醍醐味!」。
あぁ!!!気持ちええ!!!
久々のシャワーに悶絶した後は、お腹が空いていたので日本から持ってきたカップヌードルを食べました。
なんだこの食いもん!!クソうめえ!!!
お腹を満たした後は、従業員の方に教えてもらいながら、洗濯をしました。
洗濯機は一階にあり、共同のもので、ここでも従業員の方は優しく教えてくれました。上に食べかけのパンが置いてあるのは謎ですが、一回の洗濯で100ルーブルでした。
干しました。これ役立つわ。パンツ載せてごめんなさい。
色々やるべきことが終わった後、ベッドでゆっくり2日目のことについてブログを書き、その後は部屋でまったりしていました。ご察しの通り、エカテリンブルク1日目は外に出て観光する気はサラサラないです。
こういう時に「いや、わざわざロシアまできたのだから空いた時間でとにかく観光せねば勿体無い!」と考えるのももちろん自由ですが、僕はそこまで観光に意欲がないので、「明日以降でいいや」とのんびりしてました。まあここは人それぞれ。
でもこの先もあることを考えると、こういう過ごし方の方が長続きする気がします。
とはいえまだ夕方でずっと部屋にいるにもアレなので、ホテル付近を散歩することにしました。
ホテル付近には大きな公園や大型スーパーがありました。公園を抜け、そのスーパーに行ってみることにします。
着きました。なんと読むのかはわかりませんが大きいです。
中には携帯ショップや飲食店など色々入ってますが、用はないのでとりあえずスーパーの方に向かいます。外国のデカいスーパーってなんかそれだけでテンション上がりまくりますよね。
W杯のコーナーもありました。
どこかで見た顔と思ったらロナウドです。ロシアでももちろん彼はスーパースターで、特にこの時期はメッシ共にどこにでもいます。
個人的に彼は「世界一有名な人間」なのではないかと僕は思います。
やっぱりロシアなので、お酒コーナーの充実がすごいです。この写真のやつが4列分くらいありました。
そしてやっぱりウォッカの種類はすごいです。
そしてやっぱり、ロシアはいちいちあらゆるもののサイズがすごいです。なんじゃこのレッドブル。死ぬわ。
そして後から調べてわかったことなのですが、なんとロシアでは生ビールをペットボトルに入れてお持ち帰りができるそうです。ビール好きなのですごいテンション上がりました。これ日本でも流行らないかなあ。無理かあ。
ロシアと言えば海産物で、特にサーモン。と勝手な偏見で思ってたのですがやっぱりすごかったです。
ちなみにこのイワシ?の塩漬けしたみたいなやつ?もすごかったです。これうまいよねえ。てかどんだけあんねん。
ロシアのスーパーではこんな感じでレジでべルトコンベアの上に置くと、そのまま会計のおばちゃんのところまで流れていくみたいです。
会計時におばちゃんにキレ気味で何かを聞かれましたがわからず怯えているとスルーされました。次の人のことを見るとどうやらポイントカードのことを聞いてみたみたいです。そんなんわからんわ…てかロシアの店員のおばちゃん基本キレ気味なのはなぜ…完全に「お前殺すからな」のテンションだったでしょ…。
とにもかくにも部屋に戻りました。今回買ったものはこんな感じです。
あれ…サーモンがない…
え、確かに買ったよね…どうやらレジの後袋つめの時におき忘れてしまったみたいです。まあええか。これも旅の醍醐味!(??)
買ったビールはこれです。この「バルチカ」というビールはロシアで最も親しまれている銘柄のビールのようで、種類ごとに0〜9までの番号が振られているのが特徴です。今回は最初なので最もクラシックな3番を買いました。
これが美味しいんです。口当たりはよくあるまろやかなビールかな?と思いつつ、後からガツンと小麦の香りがきます。これが海鮮系のおつまみと合うんですね〜。てか3番でこれって、9番は小麦そのものとかになるのか?
ドドン!!
と買ったもので簡単なおつまみを作りました。料理はそこまでですが、簡単なおつまみを作るのは好きなのです。サーモンないけど…
これは「ザグースカ」と呼ばれるこれまたロシア定番のおつまみで、パンの上にイクラやサーモンやピクルスなどを乗せる、前菜のようなものです。ロシアの人は皆これで乾杯するようです。
これまたウマイ!!!パンがほのかに甘いので、しょっぱい海鮮系とよく合います。我ながらよくできてる(乗せただけ)。
これ食いながらフランスvsペルー観て、ペルー応援しよう〜。
*ペルーは負けて敗退となりました(泣)
とか言ってても全然足りないのでホテルの飯を食いにきました。これもなんなのかはよくわからないですが抜群に美味しかったです。
とこんな感じのまったりした4日目でした。サッカー要素ねえ…
次の日は丸一日エカテリンブルク観光じゃいっ!!!
ロシアW杯【3日目】〜ハッピーターンはワールドな美味しさ〜
こんにちは。タッキーです。
遅ればせながら、ロシアW杯旅行3日目のことについて書いていこうと思います。
ロシア国内でも時差があるため、もはや何日目かもよくわからない状態ですが。
ちなみちに3日目は丸一日無料寝台列車に乗っていたので、それほど書くことがありません。そのため、寝台列車でのことプラス、これまでの旅の中で書きそびれたことやロシアでのちょっとした小ネタ的なことを書いていきます。
⚫️2度目の寝台列車
いろんな思い出が残ったサランスクに別れを告げ、今回の旅二度目の寝台列車に乗り込みました。
ちなみに前回のモスクワ〜サランスクは有料寝台列車で今回は無料だったので、何か違いがあるのかとちょっと不安でしたが、車両も同じもので特に大きな違いはありませんでした。部屋にコンセントがなくて廊下に出て充電しなければならないくらいでしたね。
前回撮りそびれたので、上のベッドからの写真を乗せときます。こんな感じです。
こちらはトイレです。思ったより綺麗でした。ちなみにこのトイレ、日本の新幹線と同じように「シュ〜………ゴォォッ!!!」って一瞬で流れます。中川家礼二のモノマネでおなじみのやつです。
前回は4人部屋で他の3人も全員日本人でしたが、今回は全く同じ4人部屋で、ペルー人と二人だけでした。
他にもその列車にはペルー人がたくさん乗っており、日本人は僕の乗っていた車両には見た限りでは僕以外にはもう一人だけでした。
理由としては、ペルーは6/16にサランスクでデンマークと対戦し、その後6/21にエカテリンブルクでフランスと対戦するという日程だったため、日にちは違えど第二戦まで日本と開催都市が被っていたからです。そのため今回の旅の前半は行くところ先々にいつもペルー人がいました(笑)。
南米勢の勢いの凄さはすでに実感済みだったので一瞬不安にもなりましたが、一緒の部屋だったペルー人はどちらかというとシャイであまり喋らないタイプだったので良かったです。
しかもすごく優しい人で、列車の中で買ってきたチキンを一緒に食べようと言ってくれたり、ジュースを分けてくれたり、本当によくしてくれたのですごく過ごしやすかったです。
お礼にあげたハッピーターンとこんにゃくゼリーをマジマジと見つめて「これは何?」という様子を見て、やはり文化の違いを感じました。特にこんにゃくゼリーの方を不思議な食べ物と思ったみたいだったのですが、「桃のゼリーだよ」と説明すると「フンフン」と納得してました。
向こうも英語は簡単な挨拶程度しかわからなかったので、会話はずっとスマホの翻訳機能を使ってお互い画面を見せあいながらしてました。
彼はEdgardという名前で、マドリードに住んでいるとのことでした。ロシアに来るまでは、リトアニアを経由してモスクワまで来たみたいです。
幼い子供がいるみたいで、家族を置いて今回一人でロシアまで見に来たそうです。ちなみにR・マドリーのファンで、ちょうどその時モロッコvsポルトガルをやっていたので、C・ロナウドがゴールを決めたことを教えると嬉しそうに喜んでました。
別れ際にfacebookのアカウントを教えてもらい、お世話になったお礼に「ありがとう」と500ルーブル札を渡すと、お返しにリトアニアのお札をもらいました(笑)。
僕もスペイン語は「グラシアス」くらいしかわかりませんが、余裕でコミュニケーションはとれました。遠路はるばるサッカーの祭典を楽しみにきたもの同士、その間に言葉などいらないですね。
夜パッと目が覚めて下のベッドを見た時に僕とEdgard以外にもう一人誰か知らないおっさんが寝ていて超びっくりしたこと以外は、今回の寝台列車の旅も特に大きなトラブルはありませんでした。
まあいいやってまたすぐ寝てしまったけど結局あれは誰だったんだ…
ともかく二度目の寝台列車での長時間移動にも慣れ、できることも増えてきたので、次の今回の旅最長のエカテリンブルク〜モスクワ間、30時間もなんとか乗り切れそうです。
⚫️書きそびれたこと、小ネタ
これじゃ内容が少ないので1日目からここまでで書きそびれたことや、ロシアに来て気づいたことなどをちょこちょこ書いていきます。
・ロシアの車事情
ロシアはとにかく車の運転が荒いです。来る前から調べて知っていたのですが、やっぱり荒いなあと思いました。日本以上に日常的に「プップー」とそこかしこから聞こえてきます。
あとこれはロシアに限ったことではないかもしれませんが、全体的に車が汚いです(笑)。あまり洗車の習慣がないのかな?
・ロシアの信号
それに関連してロシアの信号についてですが、ロシアの信号はほとんどの場合変わるまでの数字が表示されるのですごくわかりやすいです。それなのに変わる前に豪快に渡っていくロシア人もいますが…おそロシア。
・FIFAインフォメーションセンター、仮説トイレについて
今回開催都市の各地のいろいろな場所にこのような小さなテントを見ることができます。
中をのぞいて見ると、FIFAのスタッフのような方が、現地に来たサポーターに道案内をしたり、「ここにあれがあるよ」とかそういうのを教えたりしてました。
どうやら「FIFAインフォメーションセンター」というもので、開催都市各地に点々とあって、このように現地に来たサポーターに向けた「サポート」をしているようです。
ちなみにこういうところで働いているスタッフは皆FIFAの文字が書いた青色のシャツを着ており、今回開催都市のスタジアム付近を中心に、街のいたるところに歩いているので、何かあった時は彼らに話しかければいいようです。今回のロシアのもてなしに対する熱意が伝わってきます。安心できますね。
あとこのFIFAインフォメーションセンターの隣と有名観光地付近を中心に街中にこのような仮説トイレがあります。普段よりたくさんの人が街に滞在することによりトイレ不足になると考えられたためでしょう。サランスク駅を降りてすぐ目の前にもありました。
いざという時に便利ですが、多くの人が使うため、衛生面はあまり保証できないです。僕は既に2回使用しましたが、正直吐きそうでした…。
僕は基本的に本当に綺麗なトイレでしか用を足せないのですが、今回は海外に来るということでしょうがなく、「綺麗なトイレあきらめモード」のスイッチを完全にオンにしてきたので、ここまでなんとか乗り切れています。ただそこで用を足す時は完全に感情を失ってます。自分にそのスイッチがあってよかった…。
・日本サポーターのゴミ拾い
コロンビア戦後、前回大会に引き続き日本サポーターの「ゴミ拾い」が話題になりましたが、実は僕もこのゴミ拾いやりました。
試合開始前にスタジアム付近をブラブラしていると、どうやらそのゴミ拾いの主催者のような方に突然声をかけられ、「日本のサポーターの方ですね!もうゴミ袋はもらいましたか!?」と青いゴミ袋を渡され「おぉ!これか!」と思いました。若い青年二人組でした。
今思うと半ば強制的でしたが(笑)、僕も全然そういうのやる気あるので、試合後しっかりゴミ拾いしました。僕が座っていた席の付近は他にやっている人はいなかったので、ほとんどその付近を僕一人でゴミ拾いしました。途中日本人女性の方が手伝ってくれました。ありがとうございました。
僕は今回海外に初めて試合を見にきたので知らなかったのですが、どうやら試合後にサポーター同士でユニフォームの交換をすることがあるようです。
実際試合が終わった後、スタジアムを出て街に出るまで、5・6人のコロンビアサポーターに「ユニフォーム交換して!」と声をかけられました(最初は何のことを言っているのかよくわかりませんでした)。
僕としては自分のユニフォームをあげることに関しては全くもって問題ないのですが、他人の汗だくのユニフォームを触るのが苦手なので全部断りました。これに関してはコロンビア人だからとかではなく、普通に日本人でも嫌です…(笑)。
とはいえ、何事も経験で、せっかくロシアまでW杯を見にきたので次以降の試合のどこかでやってみようかなと思います。でも向こうが脱いだやつすぐ着るのは嫌やなあ…
ちなみに今回作った武藤のユニフォームをいきなりあげるのはちょっと勿体無い気がする(というか次の試合も着る)ので、今回3着持ってきた日本代表のユニフォームのうちの1つを次の試合の時は持ち歩いて、それをあげようと思います。持ってきててよかった。
何だかこの件に関して今回コロンビアサポーターと交換したある一人の日本人サポーターのTwitterが炎上してましたが、あれで炎上するのは正直よくわからないです…。
・まさかの旗とタオル交換
ちなみにこの話には続きがあり、サランスクで荷物置き場を求めて歩いていた途中、数人のロシア人に声をかけられ、「そのタオルとこれ交換しよう!」と声をかけられました。
自分が持っていたタオルはよくある日本代表のタオルで、まあいつでも買えるしいいやと思って、「いいよ」と言って「何と交換するの?」と聞いたら…
まさかのロシアの国旗のデケえ旗でした…いらねえ…
あのよくサポーターが背中に巻いてるやつです。
まあ思い出にもお土産にもなるやと思って「スパシーバ!」と言って受け取りました。そのあとはなぜかずっと背中に巻いて1日中歩いてました。
ちなみに今回予備の日本代表タオルも持ってきているのでそこは全然大丈夫でした。そんなつもりで準備したわけじゃないのに何でこんなに都合よく色々持ってきてんだ…
今回はこんな感じです。4日目、5日目のことも早く書かなきゃ…汗
ロシアW杯【2日目】〜さよなら思い出のサランスク〜Part.2
遅くなりましたが、ようやくホテルに到着しゆっくりすることができたので、ロシア2日目の続きです。
⚫️試合終了〜サランスク ぶらぶら
試合が終わってから次の日の朝まで時間を潰さなければならないという、ロシア2日目にして実は最大の試練だったこの日の試合後でしたが、サランスク中をブラブラまわったらなんとかいけました。
まず試合が終わって寝転んでた芝生から、大通りを西へと歩いていると、やっぱりコロンビアサポーターが騒ぎながら沢山歩いていました。
前回書いた通り、みなさん僕のことを見るや否や、「おめでとう!」とか「良いチームだったね!」って言ってくれました。本当におおらかなお国柄です。
特に印象に残っていたのは、「Are you happy?」って聞いてくるコロンビア人の人たちでした。日本だとなんかクサい感じになってしまいますが、向こうの人だと普通にサラッと聞くようなことみたいです。
質問にはもちろん、満面の笑みで「Happy!」と答えました。
西に進みながらなんだか騒がしい雰囲気がしていたので、大きな道を左に曲がると、明らかに観光名所っぽい建物があったり、大きなデパートのようなものがあったりする超広い広場みたいなところにでました。
色々な建物が集まっており、どうやらここがサランスクの街の中心的な広場のようです。
広場ではコロンビアサポーターや地元ロシア人などが歌たったり騒いだり、寝転んだりして本当に自由に過ごしてました。(ほぼコロンビアサポーターでした。)
こういうの見るというなんか南米人って羨ましいな〜って思います。勝手な偏見ですが、少しのことでは悩まなさそうです。
観光名所っぽいものは、すごく綺麗でいかにもロシアっぽい建物でした。僕はよっぽど有名で最初から知ってる場所とか以外は、基本的に先に調べたりせずに行くので、名前とかどんな場所とかは全然わかんないです。
でもその方が、先入観なしで楽しめますし、「ああ、思ったよりショボかったな」とか思ったりすることがないです。
*後から調べたところ、カフェドラリニ・サボール・フェオドラ・ウシャコヴァという教会でした。なげえ。でも本当に綺麗でした。
でもさすがにエカテリンブルクは滞在期間も長いし街も広いし、調べてから行くか…
その観光名所っぽい建物の前では、明らかに日本オタクっぽい地元のロシア人(どうやら大学の日本語研究会?ぽい)みたいな男女2人組に絡まれて、一緒に写真撮ったり日本語で挨拶したりしました。
最後にノートにサインして(それを出された時一瞬やばいやつかなと思いましたが大丈夫でした)、別れた後、なんだか騒がしい様子の方向へ、その正体を探りに行きました。
観光名所っぽい建物の左側へ進んだ方にあったその正体は、FIFAが運営する「FIFA FAN FEST」なるものでした。
僕はここで初めてその存在を知ったのですが、どうやら今回のロシアの開催都市各地にこのようなスペースがあり、有名歌手が歌ったり、超デカいスクリーンでパブリックビューイングをしたりと、ファンに向けて規模の大きいイベントを開催しているようです。
ただ、その入り口は厳重に警備されており、荷物検査とかもしっかりしていました。
入り口はこの人だかり…最初は何事かと思いました。
僕は結局夜にまたそこに入ることになるのですが、チケットとかFAN IDは確か見せなかった記憶があるので、おそらく誰でも入れるようです。
時間長いし今はいいやと思って素通りしようと思ったのですが、ここで素晴らしいものを発見。
なんと、荷物の預かり所です。えっ!試合のとき以外も荷物預かってくれんの!?
次の日の朝まで時間を潰さなければならない僕からしたらこれはありがてえと思い早速お願いするも、「No,place」とお断り。諦めかけた所、小さな地図を渡され、もう1つ荷物の預かり場所があるからそっちに行きなと言われました。
まあまあの距離ありましたが、ちょうど良かったのでぐるぐる歩きながらそちらに行くことに。その間もいろんな風景を撮ったり、「ニッポン!」といろんな人に声かけられたり、いろんな人と写真を撮ったりしながらそのFAN FESTの反対側へ。
その頃FAN FESTではおそらく有名な歌手?がステージでライブしてました。ロシアの歌手かな。
反対側に到着すると、さっきと同じような入り口と、荷物預かり場がありました。でもこっちはさっきのところほど混んでない様子。
荷物を預けて近くにあった出店の集まりで何かを買うことに。
なんだかよくわからないハンバーガーです。普通に美味しかった。
そこを抜けてまた歩いていくと、寂れた遊園地?みたいなのがありました。この頃にはもう日も暮れててなんだかいい雰囲気です。
入園に特別お金を払うようなことはなかったので、その遊園地内をぐるっと歩いてみることに。
特に何かあるわけではありませんでしたが、個人的には超有名な観光地を歩くよりこういうところを歩く方が好きです。
全然可愛くない猫の銅像です。写真が暗い。
子供達がなんだかよくわからない乗り物に乗ってキャッキャ言ってました。可愛い。
こちらはW杯のためだけに特設されたのかな?いずれにせよ全体的に古くてあまりお客さんは入ってませんでした。
どの遊具も、久しぶりに小さな街に沢山の人達がやってきたことを喜ぶかのようにピカピカと光ってました。
なんかこういうのみると泣きそうになるというか、地元を思い出すので早足で次の場所へ。(でも嫌いじゃないですしむしろ好きです)
ぐるっと回って最初のナントカという教会がある広場へ戻ってきました。遊園地からその間、なぜか2連続でロシアの子供に写真撮ってとせがまれました…。外国でも子供にモテます。嬉しい。
時間もまだまだあるし、せっかくなので広場にあるショッピングモールへ。どうやらサランスクに2つくらいある大きなショッピングモールのうちの1つのようです。
うぅ…またもやここで地元を思い出す。
ショッピングモールの規模や雰囲気が地元にあるものと似ているんです…。完全にシーモールやん…(地元の人しかわからなくてすみません)。
全体的に広くなくて食べ物屋さんや服屋さんなどが集まっている、日本にもどこでもある小さめのショッピングモールって感じです。
ここは日本でいうビックカメラ的な店かな?電気屋さんみたいですがもう閉店間際でした。
出ました!各都市必ず1つはあるFIFA OFICIAL SHOP!!でもまだ今は買わなくてもいいので中をぐるっと見て素通り。
映画館もありました。規模は小さいですが、日本では7月に公開予定のジュラシック・ワールド2もすでに公開中のようです。ここにもコロンビアサポーターいるのおもろい。
なんだかよくわからないホラー映画です。見たことないので、ロシア国内のホラー映画かな?B級感が漂っていて面白そうです。
中にはレストランバーのようなところもあって、ちょうどロシアvsエジプトをやってました。どうやら僕と同じように電車を待って深夜もしくは朝まで時間を潰しているサポーターは沢山いるようです。
ショッピングモールを出て外をまた歩き始めると、時間も22時近くになり、その頃には大量のサポーターたちの暴動に備えて?警察もだんだん増えてきました。
なにせ、ちょうどロシアvsエジプトをやっているので、ロシアが勝って決勝トーナメント行きへさらに近づけばお祭り騒ぎになるでしょう。
ということで僕もいよいよFAN FESTに参戦し、ちょうどやっていたロシアvsエジプトのパブリック・ビューイングを観ることに。
22時にも関わらずこの人の多さ…。今回の旅で実感してますが、初戦で予想以上の大勝をおさめたことでロシア国内は相当盛り上がってます。
試合はロシアが3−1で蹴散らし、見事勝利をおさめました。サラーにとっては残念なW杯になりそうですね…。
*結局この後ウルグアイがサウジアラビアに勝って2連勝したので、ロシアと共に決勝トーナメント進出決定、エジプトとサウジが敗退決定。サラー残念、また4年後があるさ。
地元ロシアの勝利ということで、そりゃあ盛り上がりはすごかったです、鳥肌立ちました。一気に観光モードからサッカーモードに引きずり込まれましたね。地元民はずっと「ロシア!ロシア!」と叫んでました。
勢いに乗って、コロンビアサポーターも「ロシア!ロシア!」と叫んでいたのは本当に謎ですが、彼らからすれば楽しければなんでもいいんでしょう(笑)。本当に朝から晩までそんな感じです。
そんなこんなで歩き疲れて、また荷物預かり所に戻ってくると、出店のところでいかにもなおじちゃんがごっつい肉を焼いており、クソ旨そうだったので思わず購入。異国の地に来ても同じように腹は減ります。
お金を払うときにおばちゃんの言うことにずっと「ダー」「ダー」と答えていると、必要以上に盛られてしまいました…そういう意味だったのか…。お金も405ルーブル払ってしまいました(笑)。まあええか。
絶妙な焼き加減のお肉に甘辛いソース、とても美味しそうです。ではいただきます。
これが… まずい!!!
クソかてえ!!!パサパサしてる!!!てか固そうだからチキンじゃななくてポーク頼んだのになんでしっかりチキンがきてんだよ!!
まあこれも旅の醍醐味なのでよしとします(^^)
他が空いてなかったので6人がけのテーブルに座っていると、試合を見終わった様子の5人くらいのロシア人グループが「ここ座っていい?」ときたのでいいよーと言いました。そしたらビールおごってくれたのでまあプラマイゼロ!!
FAN FESTと荷物預かり所は12時頃までだったみたいなので、荷物を受け取りに行き、また駅の方へ歩き始めます。
その間見るからにヤバそうなロシア人に写真撮ってと絡まれたり、まだまだ疲れを知らぬコロンビアサポーターにやっぱり声をかけられたりししながら、朝と同じサランスク駅前に到着。
その時点で深夜1時頃でしたが、そこからベンチに座ってぼちぼちブログを書いたりボーッとしたりして時間を潰しました。周りには同じようなコロンビア人や日本人サポーターがたくさんいました。
前回も書きましたが、観光地やイベントの場所や飲食店など、どこに行ってもコロンビアサポーターばかりで、試合終了後は日本人の姿はほとんど見かけませんでした。いたら「おぉっ!」って思うレベルです。
もちろん国によってそれぞれですが、やっぱりに日本人のサッカー熱は諸外国に比べればまだまだです。もちろん日本国内は本当に盛り上がっているでしょうし、「現地に来て応援する人が偉い」というわけじゃありません。
ただ、スタジアムの雰囲気を見ると、遠い地で闘う自分たちの国に力を与えるにはまだまだサポーターは少ないなと思いました。
後もう1つ、サランスク最高です!!
まあいい思い出ができた街だからというのもあるでしょうが、街の規模、雰囲気、共になんだか懐かしい感じがし、治安もさほど悪くなく、全体がコンパクトにまとまっていて観光もしやすくて本当にいい街だなと思いました。
正直もう二度と来ることはないと思います。でも一生心に残る街だなと思いました。もし自分がのちのち有名人になって、アナザースカイに出演したら紹介したいレベルです。
ということで遅くなりましたが、激動の2日目終了。ありがとう、さよならサランスク!!
ロシアW杯【2日目】〜さよなら思い出のサランスク〜Part.1
こんにちは。タッキーです。
ロシア2日目です。
今日は運命のW杯初戦でしたが、日本勝ちました。
ジャイアントキリングが連発している今大会ですが、まさか日本も勝ってしまうとは思いませんでした。
こんな奇跡を目の前で目撃したわけですから、もう大興奮どころの騒ぎじゃなかったです。
人生で二度と出来ないような経験をすることができました。
W杯で日本が、しかも南米勢のチームに勝つ試合を生で観ることができるなんて、普通は経験出来ないことです。歴史の証人になったと言っても過言ではないと思います。これが現地に観にいくことの最大のメリットであり、最も楽しい部分だと肌で感じることができました。
では2日目を朝から振り返っていきます。
⚫️寝台列車~サランスク到着
19日朝10時半ごろ、前日モスクワのカザンスキー駅から乗った寝台列車が無事日本の初戦の試合会場・サランスクに到着しました。
寝台列車あんまり疲れとれないです。前回書いた通り、予想外の狭さでした。絶対下のベッドの方がマシ。10時間でこのきつさは今後のことを考えるとマジでしんどいです。しかもあと5回これに乗らなきゃいけない…。
計算してみたのですが、18日間中、合計4.5日間くらい寝台列車に乗っていることになるみたいです。なげえ…
ただ今回一緒の部屋だった人たちはみんな良い人たちで、ロシアでラインを使う方法などを教えてくれました。
日本の勝利を願い、約10時間共に過ごした彼らに別れを告げ、早速目的地のスタジアムへ向かいます。
サランスクはカラッと晴れていてむしろ暑いくらいでした。というかロシアにきてまだ寒いと感じたことがないです。すごくちょうどいいか、暑いかのどっちかですね。
駅から30分ほど歩いたところに試合会場となる「モルドヴィア・アリーナ」があります。今回はサランスクのホテルには泊まる予定はないので、荷物を全て持って歩いてスタジアムまで行くことにします。
スタジアムまでの道のりを見ても、サランスクが今回の開催都市の中でも最も規模の小さい街であることがよくわかります。
流石にモスクワほどではありませんが、ちらほらとお店がありました。途中にあるレストランのようなところでビールを買おうと並んでいたら、ちょうど後ろに並んだコロンビア人のおっちゃんがビールをおごってくれました。
一緒に写真を撮ってもらい、「グラシアス」とお礼を言ったあと、心の中で「こういうのいいよね〜」ってしみじみと思いました。
ビール片手にテラスに座り、試合時間まで前の日のことをブログに書きながら近くの日本人サポーターに挨拶したりして、12時過ぎくらいからまたスタジアムに向けて重い荷物と共に歩き始めました。
今回この荷物についてが少し不安で、前情報で荷物置き場はあると聞いていたのですが、どれくらいの規模なのかわからないですし、もしかしたら自分が持って行くときにはもう埋まっているかもしれないという不安を抱えながらそれでも持って行くしかないので、とりあえず会場まで運んでいました。
試合開始約3時間前ですでに多くのサポーターが集まり、通行止になった大通りはお祭りのようになっていました。
⚫️スタジアム到着〜試合開始
しばらくその大通りを歩くと、いよいよ今回の旅の最初のスタジアム、モルドヴィア・アリーナが見えてきました。
今回のW杯のために新設されたみたいなので、非常に綺麗です。全体的にコンパクトですが、その分ピッチとの距離は近く感じられて臨場感がある作りになってます。
スタジアム付近に着くと本当にお祭りのようになっていて、僕もテンションが上がっていろんな人と写真撮ってしまいました(笑)。
こういうサッカーの大きな試合の会場って、人のコミュニケーション能力を一段も二段もあげる力を持っていると思います。
なぜなら、前回も言いましたが、皆「サッカー」という共通言語をもとにコミュニケーションをとっており、そこに難しい言葉などは必要ないからです。
対戦相手といえど、お互い同じものを好きでこの場所に来たわけですから、最初からバチバチな人なんていないです。コロンビアサポーターなんて、試合後も「コングラッチェ!」(スペイン語でおめでとうなのかな?)と陽気に話しかけて来ました。
これは今回すごいなと思ったことの1つなのですが、試合に負けたからと言って、死にそうな顔をしていたり、日本人を目の敵にしているコロンビアサポーターなどは、僕の見た限りでは1人もいませんでした。
むしろ試合後から深夜までずっと集まって騒いでいたのはコロンビアサポーターばかりで、終始「いや日本人どこいった?笑」って感じでした。もはやどっちが勝ったのかよくわからないレベルでした。
このブログを書いている明け方でもまだ騒いでいるコロンビアサポーターがいます(笑)。これに関してはもうお国柄というか、そういう血が流れているんでしょうね。勝とうが負けようが、「W杯」という世界最高のサッカーの祭典を見にこられるということは彼らにとって幸せ以外のなにものでもないんでしょう。まあそれだからこそ腹の底から悔しいと思っているサポーターも必ずいるでしょうが(笑)。
肝心の荷物置き場ですが、思ったよりしっかりした専用スペースが設置されており、むしろ余裕を持って荷物を預けることができました。これには一安心です。
ゲートにてチケットとFAN IDを提示してくぐると、いよいよスタジアムの中に入ります。
階段を上がって、ゲートの先に緑色の鮮やかな芝生が見え始めた瞬間、僕は今でも毎回この瞬間に一気に自分の中でボルテージが上がります。特に今回は「ああ…本当にW杯を生で観にきたんだ…」と実感しました。
僕は試合開始1時間半前くらいに席についてのですが、その時点ではコロンビアサポーターがちらほら席についてるレベルでした。
スタジアム内のビールを買った時、「おいほんとこいつ成人か?」みたいな顔をされ、「スッ」とノンアルコールビールをすすめられまいしたが、なんとかビールを手に入れることができました。
ちなみにこのビールのカップ、試合ごとに特別仕様になっているので、若干かさばるのを気にしなければ、お土産にはもってこいです。
試合開始直前ともなると、続々と席は埋まり、最高の雰囲気になってきました。
見た感じ7割近くがコロンビアサポーターで、その声援の差は歴然でした。特にコロンビアの選手紹介や国歌斉唱の時はあまりの声援のすごさに鳥肌が立ちました。
画面越しにいつも見ていて、どんなものか想像はできたはずですが、やっぱりそれをはるかに超えてきました。エグいですW杯。
後からまた触れますが、やっぱりコロンビアに比べたら日本サポーターは圧倒的に少なく、声援も少なく感じました。こういういのは量の問題じゃないとわかっていますし、日本からももちろん数えきれないレベルのサポーターがきたのだと思いますが、それでもやっぱり外国とのサッカー熱の違いを今回ハッキリと感じました。
特に南米勢の熱さはすごいです。遠い国から来る彼らは、サッカーに人生をかけています。
試合内容についてはまた別で書きます。とりあえずさいっっっこうの試合でした。
⚫️試合終了〜サランスク散策
今回実は試合終了から次のエカテリンブルク行きの寝台列車までなんと12時間以上あり、もちろんホテル激選区のサランスクで宿泊の予約など取れておらず、まあしょうがないので観光がてらサランスクの街をぶらぶらすることにしました。
ただ試合終了後は暑さと人の多さと疲れ具合から脱水症状のような感じになり、フラフラになりながらスタジアム帰り道のお店で水分を買い、近くの日陰で2時間くらい休んでました(笑)。我ながら試合終わってすぐ観光しなかったのは良い判断だったと思います。
しっかり体力回復したところで、重い荷物を引きずりながらアテのない旅に出かけます。 ちなみに僕が休んでた広い芝生には他にも現地のロシア人や試合終わりのコロンビア人などがたくさん寝ており、なんだか和やかな雰囲気でした。コロンビア人はとにかくどこでも歌って踊りますし、どこでも寝ます(笑)。
特にサランスクでどこに行こうと決めていなかったのですが、全体的にコンパクトな街なので、全然歩いてまわれました。帰りも行きと同じサランスク駅だったのですが、その駅からもそんなに離れることなく十分観光を楽しめます。
と、ここでパソコンの充電がやばいので一旦更新します(というかあらゆる物の充電がやばい)。まあどっちにしろ今回のサランスクは思い出が多すぎて一回じゃ書ききれないので、ね。
ロシアW杯旅行【1日目】〜いきなりW杯最高〜
Привет!ロシア語でこんにちはって意味みたいです。タッキーです。
ついに始まりましたロシアW杯旅行!
今は日本の初戦会場、サランスク についたので、その近くで書いています。
昨日はなんやかんや書く暇なかった…歩きすぎて疲れましたほんと。
ブログについてなんですが、思った以上のネット環境の悪さと充電できなさで、その日のことを確実にその日のうちに更新できるかはわかりません!ホテルに泊まる日は大丈夫と思いますが。
ただ、遅くなっても確実に1日1日のことは書いて行こうと思います!後、充電の関係からあまり長い文章は書けないです!すみません!
とりあえず1日目のことを書いていきます!
1日めで一番感じたことは…
いきなりW杯最高!!
ってことです!
⚫️空港~モスクワ
空港で荷物検査をしていると、日本のユニを着たかたから「よっち!」と話しかけられました。僕は武藤のユニフォームを着ているので。
聞いてみると、FC東京のファンのかららしいです!見ず知らずの他人でも、「サッカー」という共通点だけで、楽しく話すことができる。日本国内にいる時点で、いきなりその嬉しさを感じました。
フライトは約9時間くらいでした。機内食は二回出ました!当然、日本人の方も多かったです。
機内食はこんな感じです!蓋開けてないから中身が見えない…意味ねえ…
向こうの空港に着いたら、いきなりいろんな国の方々がいて、楽しそうにしていました。
印象的だったのは、どの人も目が合うとみんなニコってしてくれることです。W杯を見に来たってだけで、全員仲間のような雰囲気がモスクワでは漂っていました。
特に、コロンビアとポーランドのユニを着た方は、笑いかけてくれるだけでなく、話しかけてくれたりしました!セネガルのユニを着た方は、なぜか昨日1日を通してほぼ見かけませんでした。
空港に着くと、とりあえず中をぐるっとして、アエロエクスプレスでモスクワ市内に行くことにしました!値段は片道500ルーブルです。
空港もW杯一色!デ・ブライネ!
ちなみに今回はアエロフロート航空で、成田から、モスクワ近郊のシェレメチボ空港というところまで行きました。
モスクワ市内で、寝台列車まで時間があったので、とりあえず駅までぐるっと歩くことにしました。
やっぱりいたるところにW杯関係の広告や、案内所などがありました!
基本的に駅や町並みの全てが綺麗だったのにも感動しましたが、タイトルの通り最も感動した場所はこのボリショイ劇場に続く通りです!(名前はわからない)。
ここはモスクワでもおそらく多くの飲食店が集まっている歩行者天国のような通りで、世界中のいっろんな国の方々が集まって、それぞれの国に対する思いをチャントにのせて熱唱していました。容量の問題で動画が載せられないのが勿体無い!!
でもやっぱり南米系が強いですねこういうのは!ただイランやサウジのサポーターも熱かったです!
「サッカー」というたった1つの共通点を頼りに世界中から遠い地に人々が集まり、それぞれの国に対する熱い想いをぶつける。それを肌で感じられた時点でもうお腹いっぱいです!!笑
まだ1試合も見てないけどもうW杯最高!!もう今回の内容はそれさえ伝えられれば満足です!!
⚫️モスクワ〜寝台列車
その後モスクワ市内から寝台列車の出発駅であるカザンスキー駅までかなり歩きました。ご察し通り歩くの大好きなので全然苦じゃないです。
カザンスキー駅に近づくと、徐々に人気も少なくなり、「これはやばいんじゃ…」と思うようになりました。実際、キアヌ・リーヴスみたいなクソ怪しいおじちゃんにワケもわからぬことを話しかけられたりしたのはその付近の通りです。
サランスク 行きの寝台列車に無事につきました!駅の中はいきなりコロンビア&日本人だらけ!!ここにて急にボルテージが上がる!!それにしても寝台列車長すぎ。
中はこんな感じです。僕は上のベッドでした。上からの写真も撮っておけばよかったのですが…
えっ!!!これ狭すぎ!!!てかハシゴすらねえ!!どうやって上に行くんだ!!
今回これに6回乗るんですけど…
いきなり絶望しましたがこれも旅の醍醐味!!エカテリンブルクーモスクワ間の30時間の移動は果たしてどうなる!?先がワクワクなってきました!!もう吹っ切れた!!
ただ、同じ部屋だった方々が全員日本人で、みなさん良い方だったのは本当に良かったです。
では、これから初戦のコロンビア戦楽しんできます!!!暑い!!
ロシアW杯旅行【0日目】〜備えあれば憂いなし〜
こんにちは。タッキーです。
いよいよロシアに行く日がやって参りました。
ロシアに行っている18日間はできるだけ毎日ブログを更新していこうと思っています。
ということで今回はロシア旅行の「0日目」と題して自分がいろいろなサイトや本などを参考にして行った旅行の準備について書いていこうと思います。
「備えあれば憂いなし」とよく言いますが、旅行は準備が何より大事です。
写真を載せられるものは写真を交えながら、自分が持って行くものをつらつらと紹介していくことをメインに、ものだけではなく、準備としてやったことも書いていきます。
今回の内容は、
・「自分が何を持ってきたのか」を確認できること
・旅から帰ってきて「何が持っていって正解だったか、何が持っていってあまり役に立たなかったか」の答え合わせができる、そして次の旅に活かせる
という意味合いが大きいので読む人からしたらちょっと面白くないかもしれません(笑)。
⚫️パスポート、スマホ、財布
この辺は当たり前なので書く必要もないですが。パスポートはアマゾンで購入した腹巻きに、スキミング防止のカバーに入れた上で収納する形です。財布は2つ持っていき、できるだけ紛失してもダメージが少ないようにしました。
そして後々紹介する持参した4つの重要なカードをそれぞれ2枚ずつ、2つの財布に入れました。これもそれぞれカード用のスキミング防止カバーに入れています。このうちのメインで使おうと思っている財布、そして上記のパスポートは常ねに腹巻きに入れて携帯する形です。
⚫️腹巻き
こちらがアマゾンで購入した腹巻きです。2つのポケットがあり、最低限のパスポートと財布を収納して丁度いいくらいの大きさです。財布でなくとも、緊急用の現地のお札のみでも問題ないかもしれません。
実際に肌に身に付けるものなのでネットで購入しない方が良いかもしれませんが、東急ハンズに行ってみて、そもそもそんなに種類の多い品物ではないことがわかったので、若干値段が安いアマゾンで購入することにしました。
ちなみにスキミング防止のカバーも数枚ついてきました。
⚫️カード4枚
①クレカ ×2(メインでよく使うやつと予備の2枚)
②現地通貨がおろせる国際キャッシュカード ×1(超重要)
③マネパカード ×1(②がある場合は重要度低め)
まずクレカはロシアで主流とされているVISAとMasterCardの2枚です。不安な人は3枚持っていってもいいかと思います。ただその全てを同じ財布に入れるのはもちろんNGです。
②についてですが、お恥ずかしながら今回この旅行について色々調べるにあたってはじめてその存在を知ったのですが、どうやらこれがめちゃくちゃ使えるようです。
②を持っていかない場合は、現金についてはおそらく日本国内でまとめて両替したものを多めに持っていくことになるのでしょうが、それだとレートの関係でかなり損をしてしまう場合があります。
その点②を一枚でも持っていると、現地のATMで現地の通貨がパッとおろせるので、その際の手数料だけで済みます。さらに現地通貨を下ろしてすぐ(おそらく数日後)に登録の口座から日本円で引かれるシステムなので、ちょくちょく口座を確認するようにすれば、無駄にお金を使わずに済みます。
そして何と言っても、ロシアが世界屈指のATM大国であることが今回この国際キャッシュカードを持っていくことの最大のメリットです。調べたところ、街中に沢山あるらしいので、現金をそれほどたくさん持ち歩かずに済むというのはかなり大きいメリットでしょう。
ただこのカードを絶対無くさないように気をつけなければなりません。僕は今回このカードをよく使う方のクレカと一緒にメインの財布に入れ、腹巻きで常に携帯するようにしました。
実は僕今回このカードの重要性にギリギリまで気付かずもう申請できる時間もなくなり、「うわあ勿体無いことをした」と思っていたら、まさかの東京きてすぐに三菱東京UFJ銀行で口座を作った時に念のため一緒に三菱東京UFJデビットの国際キャッシュカードを作っていたみたいで、奇跡的にそれを見つけて狂喜乱舞しました。過去の自分に感謝です。
マネパカードは、国内もしくは現地で両替した現地通貨を「チャージ」のような形で入れ、海外のATMでいつでも引き出すことができるこれまた便利なカードですが、②の存在を知らない時に念のため作ったので、実際は②があれば不要です。とはいえせっかく作ったので、②を紛失した時のための予備として、①の予備のクレカと一緒にメインじゃない方の財布に入れて携帯することにしました。もちろんこの2枚もスキミング防止のカバーに入れています。
という感じの計4枚です。特に②の国際キャッシュカードは海外旅行に行く際1枚でも作っておけばかなり便利なのでオススメです。今回僕が作ったのは三菱東京UFJ銀行のデビット機能付きの国際キャッシュカードですが、「新生銀行」や「イオン銀行」のものがメジャーみたいです。
⚫️現金
上記の国際キャッシュカードがあれば正直不要ですが、向こうの空港についてATMが見つけられなかった場合のことを考えて、念には念を入れてです。
向こうで日本円をロシア・ルーブルに換金するより、日本で一度ドルに換金して向こうでロシア・ルーブルに換金する方がかなりレートがいいので、日本円で2万円分をドルに換金して、何かあった時のために腹巻きに忍び込ませておきます。そしてさらに念には念を入れて日本円で現金2万円を持っていく事にしました。結局持っていくんかい。
⚫️FAN ID、試合のチケット
これも今回の旅では持って行って当たり前、というか今回これを持っていかないと全く意味がないです(笑)。
FAN IDは以前紹介した通り、今回のW杯から導入された超便利なシステムですが、試合当日の公共交通機関に乗る際、空港でのビザの代わり、そしてもちろん試合当日スタジアムに入る際に提示するなど、何かと必要になる場面が多いので、どうやら旅の間ずっと首からぶら下げている人が多いようです。「僕はW杯観に来たよ~」っていう目印にもなりますしね。首からぶら下げていないときは、上記の腹巻きの中に巣収納しておくつもりです。
両方今回必須のアイテムですが、現地で発券・発行もできるようなので、スマホ・パスポートよりかは忘れてもなんとかなるようです。ただその場合ビザは持っとかなきゃいけないのかな?よくわかんね(笑)。
⚫️パソコン・iPad
これもまあ必要ですよね。人によりますが。壊さないように気をつけなきゃ…。
⚫️モバイルバッテリー
これも最近ではもはや旅の必須アイテムです。今回は一回満タンにしたらスマホを4回分充電できるイカツいやつ1個と、一回満タンにしたらスマホを1回分充電できる可愛げがあるやつの計2個持っていきます。
⚫️レンタルWiーFi
これも欠かせません。今回は調べてみて評判の良かった「イモトのWi-Fi」を試してみました。行きに空港で受け取り、帰りにまた空港で返す形になります。4Gの高速で18日間で約4万円です。
現地のSIMフリーを入れるという高度な技もありますが、そんなこと今の僕にはできません。
⚫️ユニフォーム
重要度の高いものから挙げていくと、どうしてもこれは上位にきますよね。今回メインで着るのは武藤の13番の今大会のユニフォーム、そしてそれ以外にも念のため日本代表のユニフォームを2着持っていきます。汗だくになるでしょうしね。
あと、観戦する4戦目がイングランドの試合の可能性があるので、イングランドのユニフォームも持っていきます。しかも2011ー2012のアウェイなので、現地のイングランドサポのおっちゃんに「おめえシブいな」って言われるかもしれません。
あとこれは自分でもよくわかりませんが、アーセナルのユニフォームを3着ぐらい持っていきます。まあ寝巻きにも使えるしね。
⚫️応援グッズ
これは完全に人それぞれです、ていうか今回一人旅なのにどうやって他の人にやってもらうんだよ。レッドカードとイエローカードを持っていくのは完全に気分です。どう考えても今回の旅で絶対いらない物No. 1です。でも旅行って多少そういうものも持って行きたくなるもんですよね。
⚫️カバン系
今回はスーツケース、旅行用リュック、ショルダーバックの3つでいきます。
スーツケースはこいつです。貼ってるシールに特に意味はないです。意図したわけではありませんが絶妙に今回の日本代表ユニカラーになりました。ちなみに中身は半分お菓子です。特別お菓子が好きというわけではありませんが、今回の旅が特に寝台列車での長距離移動が多いため、ちょこちょこ食べるものがあった方がいいなと思ったからです。
お菓子は食べれば確実になくなるので、帰りにお土産を入れるスペースができる、という計算です。
ちなみにこのスーツケースはもちろんロック付きです。
こちらは今回この旅行のためにこれまたアマゾンで買った最強の防犯リュックです。
リュックといえば両手が空くというメリットの反面、常に自分の背後にあるので海外では防犯面からどうかという疑問もありました。しかしこちらは防刃仕様で簡単に破れない上に、ファスナーにロックがついているためリュックの防犯面の弱さをかなり補ってます。
このタイプのリュックは大きさの割に中身も良く入るし、何よりパソコンとiPadを入れる専用のスペースがあるのがデカいです。荷物がすぐに取り出しにくいのが難点ですが、海外ではそれくらいがちょうどいいと思います。
普通のリュックよりはもちろん値段はしますが、それでも東急ハンズとかで買うよりは4000~5000円は安いので、アマゾンで買うことを強くオススメします。服と違ってリュックは「かるってみると合わなかった」なんてことはほとんどないですからね。つまりはアマゾン最強。
ショルダーバックはこちらです。肩にかけやすい割に中身も良く入るものを選びました。Wi-Fiやカメラや充電器などはこの中に入れて常に持ち歩くことになります。
今回このショルダーバックにだけロックがついてなかったので、別で南京錠を購入しました。念を入れて持ち物全てに鍵をつけることはめんどくさいですが重要です。この南京錠は東急ハンズで千円でした。
あと、見たらわかると思いますが、チャムスが個人的にずっと好きなのでショルダーバックはだいたいチャムスです、チャムスは可愛い。
⚫️お菓子
上記のお菓子です。こう見るとなかなかの量があります。カップ麺もあります。
この中でベストイレブンを組みました。
⚫️服
現在一年で最も過ごしやすい気候のロシアとはいえ、広さが尋常じゃないため場所によって寒かったり暑かったりの差が激しいので、軽めのTシャツ3枚としっかりめの長袖3枚、そして防寒に優れたあまり荷物にならないコロンビアの上着を1着持っていく事にしました。今気づいたけど1試合目の対戦相手じゃん。
でも調べたところ、今回の開催都市でそんなに寒すぎるような場所はないようです。
⚫️カメラ
風景を撮ることはそこまでですが、試合の際に選手の写真を取るのは大好きなので必須です。予備のSDカード1枚と共に持っていきます。これも無くせねえ。
⚫️双眼鏡
これを買ってからサッカー観戦がまたさらに楽しくなりました。選手のいろいろな場面での表情や、ちょっとしたやりとりまでしっかり見えるので、値段がはるとしても性能が良いものを買った方が絶対いいです。スポーツ観戦以外にも使えるし、ちゃんと使えば一生物ですしね。
ただモノによってはカメラより荷物になります。僕は完全にそのパターンです。重い…。
⚫️充電器
特に今回のような様々な電子機器を持っていく旅にはこういう先端を付け替えることで3つの役割を持つタイプの充電器が荷物もスッキリして超役に立ちます。充電器に関しては簡単に現地で手に入るので、それほどしっかり予備を用意しなくてもいいと思います。
⚫️変換プラグ
これなんですが、お恥ずかしながら今回の旅行まで存在も知りませんでした(笑)。実は海外に行くの生まれて初めてなので。変圧器は、よく調べたら最近のAppleをはじめとした電子機器はほとんど海外対応しているみたいなので不必要と判断しました。無駄に高いし、意外と重くて荷物になりますしね。
⚫️海外対応のACアダプタ
そこで役立つのがこの海外対応のACアダプタです。変圧器とは若干違う(よくわかんないけどたぶん)みたいなのですが、ものは小さいし値段もはるかに安いし、重たい変圧器を持っていくよりこっちの方が断然便利です!詳しいことはヤマダ電機のお兄さんに聞いてください!
⚫️スマホの画面保護のやつ
あんまりこれ系つけるの好きじゃないんですが、海外でスマホの画面が割れるのは流石に怖いので一応、ね。
⚫️メガネ
いる人には必須です、もちろん僕も目が悪いので必須です。
⚫️ブルーライトカットのメガネ
これがまた最近の超ヒットです!この若干黄色がかっているのがブルーライトカットの証です。値段は五千円くらいで、パソコンやスマホを触る時の目の疲れ具合がかなり違います!特に今回そういうことが多いと思うので、見事滑り込みで最終メンバー入りを果たしました!要は植田直通です。
⚫️サングラス
日本でさえ若く見られることがめちゃ多いので、海外で舐められないようにサングラス持って行きます。ただ既にかけることなく終わる匂いがプンプンです。要は遠藤航です。
⚫️クッション
どうしても長時間移動が多くなるので、東急ハンズで良さげなやつを1個買いました。
⚫️救急グッズ、栄養剤系
必須です!特に下痢止めがないと僕は海外では生きていけません!ロシアで買う下痢止めなんておそロシアすぎて買えません!こんなものに例えてしまって本当に申し訳ないですが、日本における吉田麻也くらい重要です。
⚫️お風呂グッズ、化粧品系
これらもまた必須です。特にロシアはこの時期でも日本よりだいぶ乾燥しているらしいので、化粧水などは日本にいる時よりこまめに使う必要があります。
ちなみにこれらの救急グッズやお風呂グッズはそれぞれ入れやすい入れ物に入れて持っていきます。
⚫️小分け洗剤、コンパクトハンガー
意外と重要なのがこれです。めちゃ便利。なはず。
⚫️折り畳み傘
大事です。
⚫️室内用スリッパ
安いホテルとかにはないだろうから何かと便利なはず。
⚫️予備バック
東急ハンズで見つけたんですけど、これがすごいんです。
最初は小さいんですが、広げるとこの大きさ。そしてスーツケースにもくっつけられるから持ち運びが楽です。値段も千円でお買い得です。
もしお土産を買いすぎて荷物が入らなくなった場合のことを考えてこれがあるのは心強いです。
⚫️チェーン的なやつ
防犯上、スーツケースから目を離した時のことを考えてこんな感じで常に繋いでおくつもりです。
⚫️マイ箸
日本人なので。
⚫️その他もろもろ
・ウェットティッシュ
・下着
・タオル
・アイマスク
・耳栓
・ビニール袋数枚
まだまだ持っていくものありますが、キリがないのでこの辺にしときます。
帰ってきたら「どれがどのくらい役にたった」「これは思ったよりいらなかった」とかそういう答え合わせ的なブログも書こうと思います。
では、ロシア楽しんできます〜。