ロシアW杯【17日目】〜エルミタージュよりヴェルニサージュ〜
こんにちはタッキーです。
『「ロシアのお土産といえば?」でマトリョーシカ以外思い浮かぶやつマジで0人説』を立証して欲しいとつくづく思うロシア17日目です。
長くなってしまいましたが、いよいよロシアで過ごす最後の1日です。この日は最初からお土産を買う1日にしようと決めていました。
ちなみにこれは7月4日のことです。
⚫️モスクワ到着〜エルミタージュ市場へ
小さな怪獣たちとヘトヘトになるまで遊んだ最後の寝台列車を降り、早朝5時前のモスクワに到着しました(アホ早い)。
とりあえず到着したモスクワ・クルスキー駅(初めて来た)で腹ごしらえ。構内のファストフード店で「あれと〜コレと〜」とテキトーに選んでたら朝5時に食うとは思えないバカな量になり、しかも1000ルーブル近くとられました。コレに関しては8割くらい自分が悪い。
お土産を買う場所については、あらかじめ少し調べておいて、どうやら「ヴェルニサージュ市場」というところがロシア中のお土産が大集合している上に僕の好きそうな雰囲気が漂っていたので即決で行くことに。
シェレメチボ空港へは、最初と同じ「ベラルースキー駅」発のアエロエクスプレスに乗らなければいけないので、一旦ベラルースキー駅に行き荷物を預け、準備万端でいざメトロでヴェルニサージュへ向かいます!
パルチザンスカヤ駅(確かココだった)を降りて、10分ほど歩くとなんだかものすごく怪しそう、かつものすごくワクワクする建物が見えてきました。
ドキドキしながら入り口へ向かいます。「いや、ココぜっっったいたのしい!!!」「てかもうすでにたのしい!!!」と僕の中のリトルたっきーが騒ぎ始めるのを抑えつつ中へ。
なんじゃここ!!!なんだかよくわからんけどもう楽しい!!!探偵ナイトスクープで小枝さんに巡って欲しい感ありすぎる!!!
あとこの世界に400ヶ所くらいありそうな「なんか千と千尋っぽい場所」ですが、ここもその1つだと思いました。いや絶対そうだ。「なんか千と千尋っぽい場所」、ロシア代表だ。
木でできた細い通路を抜けると、いよいよロシアで最も規模の大きい蚤の市がその姿を現します。
とにかく「ここにいけば買えないものはない」といっても過言ではないほど、マトリョーシカからあのロシアっぽい帽子から伝統的な陶器まで、ここにくればあらゆるものが低価格で手に入ります。
そして何より、何も買わないとしても歩いているだけでめちゃくちゃ楽しいです。僕にとってはお土産を買う場所というよりもはや観光地でした。
帽子職人のおじちゃんはちょっとシャイ。
なんか東南アジアの市場(行ったことないけど)っぽい雰囲気でもうホントに楽しいです。こういうところ大好きです。
そしてやっぱりマトリョーシカの品揃えもすごい。充実してるとかそんなレベルじゃない。朝8時の東上線かってくらい所狭しと並べられた光景は圧巻です。あとめっちゃフォトジェニック。下手な景色のいい観光地よりよっぽどフォトジェニックです。
それとどうでもいいけどちょこちょこ「いやコレどう見ても上沼恵美子がモデルでしょ」とツッコミたくなるやつがありました。2枚目の真ん中のやつとかまさに…。
そんなこんなでワクワクしながら歩いていると、「オニイチャン!オニイチャン!オトモダチ!」と「THE・胡散臭い」って感じの声が聞こえてきて、振り返るとメキシコ人?が何やらお肉を焼きながら呼び込みをしてました。
ってな感じでまあ買ってしまうよね。そしてまあ予想通り思った以上の量くるよね。でもまあ全部たいらげるよね。食欲はずっとあるんだなこれが。
てな感じでまたぷらぷら歩き始めます。ロシア人の「まあなんでもマトリョーシカにしときゃええやろ精神」は素晴らしく(?)、マジで色んなマトリョーシカがあります。でもほとんど「いやコレ大丈夫なの?」って感じのやつばっかです。完全にツッコミ待ちです。
中にはこんなマトリョーシカも。なんとマトリョーシカになる前のマトリョーシカです。ポケモンっぽく言うと、名前はマトリョンです。ドラえもんの製造工場感があります。これの一つ一つに細かい装飾を施していくわけです。
ここで売られているもののほとんどが手作りで、質のイイものであることが分かります。
ホントにいろんなマトリョーシカがあるなぁ〜…
いやそれにしてもコレはさすがに!笑
中から小さいイエス登場させてんじゃねえよ!笑
無駄にクオリティ高えし!笑
一通りツッコミ終えたところで、なんか楽しそうな階段があったので登ってみます。この辺の感じホント最高〜。ダンジョン感〜。たのし〜。
屋上が砂場だったのは謎ですが…。
階段の上から見たらこんな感じです。お店とお店同士の間がなくてギチギチなのがよくわかります。こんな感じなので雨が降ってもある程度はしのげます。
やっぱり「倖田來未(青山テルマ)が被ってそうなロシアっぽい帽子」を売る店もたくさんありました。この「倖田來未(青山テルマ)が被ってそうなロシアっぽい帽子」の名前は結局最後までわかりませんでしたが、とにかくマトリョーシカ同様、この「倖田來未(青山テルマ)が被ってそうなロシアっぽい帽子」は至る所で売られていました。
コナン映画の「世紀末の魔術師」で怪盗キッドが盗むイースターエッグもたくさん売られてました。
マトリョーシカ以外の雑貨小物の充実ぶりもすごいので、ロシアに来た際はぜひ一度ここに立ち寄ってみてください。胸を張って楽しいと言えます。
と、そんなこんなで気が狂ったようにマトリョーシカを買っているといつの間にか時間がなくなってきたので、急いでベラルースキー駅へ。
ロシア最後の食事は、せっかくなのでロシアっぽい料理を食べました!
ってことでアエロエクスプレスに乗ってシェレメチボ空港へ向かいます!なんだかんだあっという間だった!これはマジな話なのですが、最後ベラルースキー駅であまりに帰りたくさなすぎてちょっと泣きそうになりました!
ただ、それだけ楽しかった!本当に胸を張って断言できますが、間違いなく『人生で一番楽しい18日間』でした。以上!!
さよならロシア、スパシーバ!!!!!
またいつか来ます!!!!!!