tackieのフットボールブログ⚽️

ライター志望です。サッカーについて感じたことを書きます。プレミア・アーセナル・イングランド代表好きですが、なんでも書きます。

ロシアW杯【16日目】〜子供に好かれる能力はバロンドール級〜

こんにちは。たっきーです。

 

ロシアではもうめちゃくちゃ年齢確認されるだろうなぁと思っていたので、むしろされなかったら「えっ、年齢確認しなくていいんですか?」って言いそうになるロシア16日目です。意外とされない。

 

今回は7月3日のことです。

 

 

⚫️ロストフから最後の寝台列車でモスクワへ

 

日本サッカー界の歴史に残る試合を観ることができたロストフ・ナ・ドヌを後にして、ロシア最後の寝台列車に乗りモスクワへ向かいます。

 

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今回合計6回寝台列車に乗りましたが、この日乗ったやつが唯一の3等級列車で、今までのやつとはちょっと違う仕様でした。

 

一個階級が低いということもあり、部屋の形になっておらず丸々一号車分が扉なしで繋がっており、要は隣の座席の人たちの声もイビキも丸聞こえ状態です。

 

しかし2等級列車より広々していて開放感があり、僕は個人的にはこっちの方が好きでした。正直3等級列車は同部屋の人に恵まれなかった場合が最悪です。

 

それまで乗った寝台列車は全てそこの駅発ということもあり、最初はみんな大体同部屋の人に挨拶とかしてワイワイするのですが、今回初めて途中から乗るパターンでしかも乗った時間が深夜1時だったこともあり、最初乗り込んだときは真っ暗で全員が寝静まっておりちょっとビビりました。

 

隣のベッドで寝ていた中年ロシア人女性(よく見たら隣に子供が寝ていた)も「なんだかよくわからない日本人が深夜に乗ってきた」という感じでこっちを見ており(結局僕が勝手にそう感じただけでした)、「ちょっとヤバイ雰囲気だ」と思いました。

 

先行き不安になりながらも、すぐ寝る事が出来ず荷物を置いてボーッとしていると、同じタイミングでロストフから乗ったロシア人男性二人組と仲良くなり、その場でお酒を飲んで前の日の日本戦のことなど小さめの声で色んな話をしました。

 

お互い持っているものを交換したりして(僕はW杯記念の紙幣やコインをもらいました)さらに交流を深めたのち、二人組のうちの一人から、「インスタグラムとかやってる?」と聞かれました。

 

僕はたまたま前の日のベルギー戦で隣の席だったイケメンブラジル人に勧められてハーフタイムにインスタグラムを始めていたので、早速アカウントを教えあって友達になりました。ラッキー。

 

そんなこんなで疲れていたのでちょろっと寝た後目を覚ますと朝10時頃で、その車両に乗っている人たちはみんな目覚めて朝ごはんを食べたり、降りる時間が近い人たちは身支度を整えていたりしていました。

 

この時乗った列車はFIFAの無料列車ではなかったので、もちろんモスクワが目的地の人だけでなく、そこに着くまでの途中で降りる人たちも含めて色んなところから来た人たちがいました。全員が同じ目的地の無料寝台列車よりこっちの方が面白いなと思いました。

 

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明るくなってから見てみると、向かいのベッドにお母さんと寝ていた子供はこんな可愛いらしい男の子でした。イケメン。

 

そのお母さんも夜見た時は僕が勝手に怖い人と思っただけで、すごく良い人でした。

 

しばらくその男の子とGoogle翻訳などを駆使して「東京から一人で来たんだよ〜」とか言ってお話ししていると…

 

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なんかいっぱい集まってきました。

 

どうやら隣とその隣のベッドにいた家族も親戚どうしで、みんな同じ目的地に向かっているとのことでした。そしてこの子たちはいとこ同士みたいです。ずっと仲よさそうに遊んでました。

 

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せっかくなので絵を描いて遊びました。僕が一人一人の絵を描いてあげるとみんな嬉しそうに持って帰ってくれました。可愛すぎかよ…。

 

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向かいのベッドの男の子がお礼にと、「東京の絵」を描いてプレゼントしてくれました。左下に「東京」と書いてあるのかな?これは一生捨てらんねえや…(涙)。

 

ここまででご察しの通り、僕は見た目のせいからか子供に好かれやすいというか受け入れられやすいです(たぶん歳の近い友達と思われてる)。その好かれる能力はおそらくマルセロ並みです。今回それが日本に限らない話だということが分かりました。僕自身も子供と遊ぶの大好きなのでこの能力を持っていて良かったと思います。

 

この日の午前中はずっとこの子達と遊んでいました。

 

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この子もおそらくその家族一同のいとこのうちの一人なのだと思いますが、コイツがとにかくやんちゃで常に落ち着きがなくてずっと他の子にイタズラして怒られてました(笑)。顔からその感じがにじみ出てる。

 

子供の楽なところはある程度言葉が通じなくても一緒に遊べるところですね。まあまあ大きい子になるとお話しする際に言葉が通じないと不便ですが、このくらいの子だとむしろゆっくり座ってお話などするわけないので、遊ぶのはとても楽です。

 

この子たちは途中の地方都市の駅で降りたのでバイバイしたのですが、その後はさらにその奥にいた別の家族の子供達と遊ぶことに。この日はもう1日中子供たちと遊んでました(笑)。

 

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ちなみに昼ご飯はコレ食べました。いつものやつとはちょっと違うやつ。若干アジアンテイストだけどうまい。思わず一個買って帰りました。

 

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次に遊んだ子たちも、もうさっきの子たちよりみんな落ち着きがなくてずーっと列車内を走り回っては親御さんに叱られてを繰り返してました(笑)。みんなほんとに可愛い。

 

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なんかシャボン玉で遊んでる子ちょくちょく見かけたけど、ロシアで流行ってるのかな?

 

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乗客が降りて空きベッドとなったスペースも、彼らにとっては恰好の遊び場のようです。まるでアドベンチャー空間のように登り下りを繰り返してはキャッキャ騒いでました。

 

コレ全部片付けたの俺だけど!!笑

 

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急にアドベンチャーごっこに飽きたのか、粘土で作った物体(まあまあ固い)を突然その辺に投げて遊び始めたので、「こりゃ危ねえ」と思いとっさに紙に的を描いて「コレで遊びな〜」と渡すと嬉しそうにそれに向けて粘土を投げて遊び始めました。

 

子供のこういう素直なところっていいよね〜。なんだこれ。

 

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その後は再び〝伝家の宝刀〟「お絵描き」で興味を引かせて落ち着かせたり、紙飛行機の作り方を教えてあげて一緒に遊んだり、逆に粘土での遊び方を教えてもらったりして、仲良く(?)過ごしました。

 

そんな暴れん坊たちも嵐のように去っていき、その後は最初に仲良くなったロシア人男性たちとおしゃべりしながら、ゆっくりモスクワを目指すのでした。ある意味この1日が一番疲れたかも…(笑)。

 

さあ次はいよいよロシア最後の1日です。

 

 

 

 

 

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…ところで最後に遊んだ子供達の親御さんから「遊んでくれてありがとね〜」とお菓子をもらったのですが、俺のこと何歳に見えたんやろ?