tackieのフットボールブログ⚽️

ライター志望です。サッカーについて感じたことを書きます。プレミア・アーセナル・イングランド代表好きですが、なんでも書きます。

ロシアW杯【8日目】〜知っとこ!ロシアの朝ごはん〜

こんにちは。たっきーです。

 

「これはさすがに普通の水だな」と思って買った水が十中八九「炭酸水」である謎がいまだに解けない8日目のロシアです。ロシア語読めねえ…

 

8日目は丸一日移動デーです。もう慣れっこです。

 

特にこの「エカテリンブルクーモスクワ」間の移動が今回最長の30時間なんです…もはや想像できない長さです。

 

例によって、寝台列車でのこと以外も今回は書いていきます。

 

ちょっとわかりにくいので、ここから日付も書いていきます。これは6月25日のことです。

 

 

⚫️3度目の寝台列車 

 

サランスクに続いて思い出に残る街となったエカテリンブルクに別れを告げ、3度目にして最長の30時間が待ち受ける寝台列車に意気揚々と乗り込みました。

 

今思い出しても実感するのですが、この時の部屋が一緒だったロシア人の2人がほんっっっっっっとにいい人たちでした。ていうかロシア人みんな基本優しいです!!

 

今回の部屋には僕以外に3人のロシア人の方がいました。そのうち2人は知人同士(多分親子)で、もう1人はちょっと心配になるくらい酒好きなおいちゃんでした。

 

その2人が本当に優しくて、最初会った時から色々と気遣ってくれました…。その2人も英語はあまり喋られなくてほとんど言葉は通じなかったのですが、本当に困ったときはGoogleに頼ればよかったので、そこまで不便はありませんでした。

 

しかし、寝台列車は走っている時のほとんどの時間がネットが通じず、タイミングを図ってネットを使わなければ結局なんて言ったかわからずじまいでした(笑)。あれ?やっぱ不便だった…

 

とは言え、言葉は通じずとも「思いやる気持ち」は目に見えるのでそこまで問題はなかったです!!いいこと言った!!

 

一方、酒好きのおいちゃんはというと、ずっとビール片手に車内を歩き回ってました…。一本飲み干したかと思えば、マジックのようにもう一本出現させ、次々と飲んでいく様はもはや痛快でした。忘れてたけどこれぞロシア人。

 

一番笑ったのは、出会ってすぐに「みんなで乾杯しよう」とビールを配ってくれたのですが、乾杯して2秒後くらいに普通に僕のビールを持ってどこかへ消えていったことです。意味不明だったけどめっちゃ笑いました。

 

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仕方なく僕はおいちゃんが置き去りにしていった可哀想なビールを飲むことにしました。これもこれでウマイ。

 

しかも一回いなくなって戻ってきたかと思えば、額から血を流して戻ってきたり、違う部屋を見たら普通に全然知らない人とまたビール飲んでたりと、とにかくロシアンパワー全開のおいちゃんでした。いやこれがロシアンパワーなのかはわからんけども…

 

あと終始「酔っ払いの教科書」みたいな喋り方でした。言葉はわからなくてもそういう部分は世界共通。

 

あとの2人はどちらかというと真面目な感じで、酔っ払いおいちゃんの終わらないトークにやれやれと思いながら楽しそうに付き合ってる感じでした。

 

そんなこんなで観戦の疲れからかすぐに眠ったのですが、朝起きると優しい二人が「一緒に食べよう」となんと朝ごはんを恵んでくれました。優しすぎる…。

 

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なんやこの愛に満ち溢れた朝ごはん…。あまりにハートフルな光景に、僕の頭の中で「知っとこ!〜世界の朝ごはん〜」のBGMが流れ始めました。

 

おそらく最初から同乗者に分けてあげようと思っていたのか、トマト・キュウリ・超ウマいハム・そしてパンをたらふく持ってきていました。

 

どれもたまらなく美味しかったです…素朴なメニューでしたが長旅で疲れ始めた僕の胃袋を満たすには十分でした。

 

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そして驚きだったのが、このカップ麺です!!

 

どうやらロシアのカップ麺のようですが(たぶんパスタ)、これがめっちゃウマいんです。

 

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のちに僕はこれをたくさん食べることになるのですが、値段もスーパーで買えば一つ30ルーブルほどと安く、作ろうと思えば水でも作れるので、色々と重宝します。もっと早く知りたかった!!

 

たくさんご馳走になったことにお礼を言ったあとは、しばらく外の景色を眺めながらお話ししました。

 

どうやら男性の方はサッカー好きで、マンチェスター・ユナイテッドのファンのようです。そして、これからモスクワに行ってセルビアvsブラジルを観るんだと言っていました。羨ましい限り…

 

ちなみに夜もご馳走させてもらいました。ほぼおんなじメニューでこの時はインスタントのスープもいただきました。これはクノールのやつみたいな感じです。

 

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その後もビールとかお菓子とか色々もらいました。食料が尽きていた僕からしたら本当にありがたかったです。

 

お礼にあげた柿ピーは「美味しい美味しい」と言って食べてくれました。また、カップヌードルのシーフード味もあげたら喜んでました。

 

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 途中1時間ほど止まったニジニ・ノヴゴロドでは、集まった人たちでサッカーをしました。「旅」って感じ…。

 

このように長時間の寝台列車では、時々大きな駅で長い時間止まり、そこで降りてみんな休憩します。

 

なんとそこでセネガル人とユニフォーム交換しました!!向こうから持ちかけられて、どうやらタグがついていて新品のようだったので、この際交換してみよ〜ってことで予備の日本代表ユニフォームと交換しました。

 

しかし新品なのになぜか香辛料みたいな匂いがしました…さすがセネガル

 

ちなみに今着てます。

 

酔っ払いのおいちゃんは「試合を観る!」てっことでここで降りていきました。大丈夫かな…

 

そんなこんなであっという間に30時間経過し、モスクワに到着。めちゃめちゃお世話になった2人に別れを告げ、朝の街に繰り出すのでした。今回の旅、毎回ほんとに同じ部屋の人に恵まれてる…。

 

 

⚫️ロシアでのタクシー事情

 

話は変わってロシアの交通事情についての小ネタです。

 

モスクワにはメトロが張り巡らされていますが、それ以外の地方都市ではタクシーでの移動は必須です。

 

これも例のコミュニティの村上さんが書いた「ロシアワールドカップへの行き方」であらかじめ学んでいたことなのですが、ロシアではタクシーの「配車アプリ」がめちゃ役に立ちます。

 

なぜ配車アプリが役に立つかというと、普通にその辺で捕まえたり、空港や駅前で「タクシー?」と向こうから声をかけてくるやつなどに乗ってしまうと、ボッタくられてしまう場合があるからです。

 

その点、アプリを使えばその距離に応じた料金があらかじめ表示され、基本的にそれより高くなることはないので安心です。

 

また、アプリには後からドライバーを評価する機能もあるので、ドライバーもちゃんとしています。

 

僕は参考にした通り、「Yandex taxi」と「Gett taxi」という2つのアプリを日本でインストールし、いざロシアに来ました。

 

・使い方

 

他にも色々応用があると思いますが、とりあえず一番スタンダードな使い方について紹介します。どっちのアプリも使い方はだいたい同じです。

 

登録はあらかじめしておきます。最初にタクシーを呼びたい場所でアプリを起動し、行き先を入力or地図上でタップします。

 

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するとこのようにGPSと連動して自分の場所が示され、その周囲にいるタクシーが表示されます。これは「Gett taxi」の画面です。

 

 

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スタートを押すと、近くのタクシーですぐこれるやつを探し始め、見つかったら、そのお知らせ共にそのタクシーの色・運転手の名前・どのくらいの時間で来るか・そして料金などが表示されます。

 

そして目の前に来たら、あとは乗るだけです。車の色やドライバーの名前が表示されているのでよっぽどのことがない限り乗る車は間違えないと思います。

 

そんなこと言いながら実は一回思いっきり全然違うタクシーに乗ってしまいました(笑)。その時は明らかに進んでる方向が違ったのですぐ声をかけて元の場所に戻って降りました。ごめんなさい本当のドライバーさん…

 

でも本当にちゃんと目の前にくるのでビックリします。到着したらそのお知らせも表示されるのですが、最悪目の前に来ずにどこにタクシーがいるかわからない場合でも、チャットや電話で連絡が取れるので大丈夫です。

 

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乗ってる間はこんな感じの画面です。グーグルマップと同じですね。ちゃんと行き先へ向かっているか、ちょくちょくスマホを見ながら確認するといいかもしれません。

 

そして無事到着すると、あとはお金を払って終わりです。支払い方法はキャッシュかカードで選べます。

 

カードだと、あらかじめ登録時にカード情報を入力しておくと、そこから支払われるのでだいぶ楽です。

 

全ての車ではありませんが、物によっては「Yandex taxi」とか「Gett taxi」とかわかりやすく書いてあるので安心です。

 

さあこれであなたもいつロシアに来ても大丈夫ですね!ってなんだこれ。