ロシアW杯【4日目】〜ロシアのスーパーおそロシア〜
こんにちは。タッキーです。
今回はロシアの旅4日目のことについて書いていきます。もはやただの日記になりつつあります。まあ最初からそのつもりでしたが。
⚫️エカテリンブルク到着〜今回初のホテルへ
約24時間寝台列車に揺られ、第二戦の都市・エカテリンブルクに到着しました。やった〜!
なぜテンションが上がっているのかというと、今回の旅でようやく初のホテルにありつけるからです。
実はここまでロクにシャワーも浴びておらず、洗濯物を余計に増やしたくないため着替えてもいなかったので正直最悪の状態でした。人生でこんなに風呂に入らない時間が長かったのは産まれて初めてです。
まあ最初からわかってたことだし、これもたびの醍醐味です。なんだか、「これも旅の醍醐味!」って魔法の言葉ですよね。なんでもできちゃう。
エカテリンブルクは人口約140万人(京都市と同じくらい)の〝ロシア第4の都市〟で、ウラル山脈中部の東側にあり、イゼット川沿いに発展したウラル地域の工業・文化・教育の中心地です(Wikipedia棒読み)。
位置的にも、アジアとヨーロッパの境目とも言える場所で、ロシアの中でも不思議な魅力を持った大きな街です。
駅を降りた瞬間に、サランスクより大きな街なんだということがよくわかるくらい都会でした。
ロシアはこれだけ広いので、モスクワと比べても時差があり、日本ーモスクワ間が時差6時間なのに対して、日本ーエカテリンブルク間は4時間の時差です。要はモスクワ基準の時間とエカテリンブルクとでは2時間の時差があり、それを忘れていた僕はついてすぐに「アレ?」と思い、急いで時計を合わせました。
そのとき時間は朝9時でしたが、もちろんすぐ観光するつもりなどなく、とりあえずホテル目指して地図を見ながら重い荷物を引きずり始めました。
来てすぐわかったのは、エカテリンブルクはサランスクと比べ、都会なだけに交通手段が非常に多いことです。
地下鉄が走っているだけでなく、トラムと呼ばれる路面電車や、トロリーバスと呼ばれる路面電車と同じく上の架線に繋がれ電気を動力として走る日本では見かけないバス、さらには普通の市バスなど多くの種類の公共交通機関が存在します。
こちらの黄色い方がトラム、そして緑の方が市バスです。
この青くて上の架線につながっているやつがトロリーバスです。わかりにくい写真ですみません…
これらに合わせてさらに多くの車がブンブン走っているわけですから、その交通事情は日本人から見るとハチャメチャです。よくこんなところ運転できるな…
それは置いといて、1時間ほど歩いたところで、ようやくホテルに到着しました。やったーーーーーー!!!
中心部からは離れていますが、その分安めで、地域密着な感じがして雰囲気の良いホテルでした。
自分以外は6割くらいがペルー人で、中には日本人の宿泊者も何人かいました。ここでもペルー人…。
特にその日第二戦のフランス戦が行われるとだけあって、ペルー人たちのテンションはアゲアゲでした。
受付でパスポートとバウチャーを見せレギストラーツィア(ロシアでの滞在登録)をしてもらい部屋へと向かいます。
ちなみに受付の若いロシア人のお兄ちゃんはどうやら英語が喋れないみたいで、代わりに横にいたアラブ系の「イブラヒムさん」が伝達事項を簡単な英語で教えてくれました。その人を含め、他のロシア人従業員の方もみんな優しく、本当にこのホテルを選んで良かったと思いました。
ちなみにその「イブラヒムさん」はその後も会うたびにニコニコしながら「ジャポン!」と声をかけてくれ、色々教えてくれました。
部屋に着きました。こんな感じです。
緑を基調とした爽やかで綺麗な部屋で、まさか旅の最初のホテルがここまでいいものとは想像がつきませんでした。
部屋に着くととりあえず荷物を整理し、充電するものはし、いよいよシャワーを浴びます。この時の僕は多分しずかちゃんよりシャワーのことが恋しかったと思います。
しかし中々お湯が出ず、しょうがなく受付に問い合わせると、お湯のスイッチを入れてから10分くらいしないとお湯は出ないとのことでした。しかもそのお湯が出る時間もほんの数分で、急いで全身を洗う必要がありました。
まあこの辺は海外の安いホテルだし、これも「旅の醍醐味!」。
あぁ!!!気持ちええ!!!
久々のシャワーに悶絶した後は、お腹が空いていたので日本から持ってきたカップヌードルを食べました。
なんだこの食いもん!!クソうめえ!!!
お腹を満たした後は、従業員の方に教えてもらいながら、洗濯をしました。
洗濯機は一階にあり、共同のもので、ここでも従業員の方は優しく教えてくれました。上に食べかけのパンが置いてあるのは謎ですが、一回の洗濯で100ルーブルでした。
干しました。これ役立つわ。パンツ載せてごめんなさい。
色々やるべきことが終わった後、ベッドでゆっくり2日目のことについてブログを書き、その後は部屋でまったりしていました。ご察しの通り、エカテリンブルク1日目は外に出て観光する気はサラサラないです。
こういう時に「いや、わざわざロシアまできたのだから空いた時間でとにかく観光せねば勿体無い!」と考えるのももちろん自由ですが、僕はそこまで観光に意欲がないので、「明日以降でいいや」とのんびりしてました。まあここは人それぞれ。
でもこの先もあることを考えると、こういう過ごし方の方が長続きする気がします。
とはいえまだ夕方でずっと部屋にいるにもアレなので、ホテル付近を散歩することにしました。
ホテル付近には大きな公園や大型スーパーがありました。公園を抜け、そのスーパーに行ってみることにします。
着きました。なんと読むのかはわかりませんが大きいです。
中には携帯ショップや飲食店など色々入ってますが、用はないのでとりあえずスーパーの方に向かいます。外国のデカいスーパーってなんかそれだけでテンション上がりまくりますよね。
W杯のコーナーもありました。
どこかで見た顔と思ったらロナウドです。ロシアでももちろん彼はスーパースターで、特にこの時期はメッシ共にどこにでもいます。
個人的に彼は「世界一有名な人間」なのではないかと僕は思います。
やっぱりロシアなので、お酒コーナーの充実がすごいです。この写真のやつが4列分くらいありました。
そしてやっぱりウォッカの種類はすごいです。
そしてやっぱり、ロシアはいちいちあらゆるもののサイズがすごいです。なんじゃこのレッドブル。死ぬわ。
そして後から調べてわかったことなのですが、なんとロシアでは生ビールをペットボトルに入れてお持ち帰りができるそうです。ビール好きなのですごいテンション上がりました。これ日本でも流行らないかなあ。無理かあ。
ロシアと言えば海産物で、特にサーモン。と勝手な偏見で思ってたのですがやっぱりすごかったです。
ちなみにこのイワシ?の塩漬けしたみたいなやつ?もすごかったです。これうまいよねえ。てかどんだけあんねん。
ロシアのスーパーではこんな感じでレジでべルトコンベアの上に置くと、そのまま会計のおばちゃんのところまで流れていくみたいです。
会計時におばちゃんにキレ気味で何かを聞かれましたがわからず怯えているとスルーされました。次の人のことを見るとどうやらポイントカードのことを聞いてみたみたいです。そんなんわからんわ…てかロシアの店員のおばちゃん基本キレ気味なのはなぜ…完全に「お前殺すからな」のテンションだったでしょ…。
とにもかくにも部屋に戻りました。今回買ったものはこんな感じです。
あれ…サーモンがない…
え、確かに買ったよね…どうやらレジの後袋つめの時におき忘れてしまったみたいです。まあええか。これも旅の醍醐味!(??)
買ったビールはこれです。この「バルチカ」というビールはロシアで最も親しまれている銘柄のビールのようで、種類ごとに0〜9までの番号が振られているのが特徴です。今回は最初なので最もクラシックな3番を買いました。
これが美味しいんです。口当たりはよくあるまろやかなビールかな?と思いつつ、後からガツンと小麦の香りがきます。これが海鮮系のおつまみと合うんですね〜。てか3番でこれって、9番は小麦そのものとかになるのか?
ドドン!!
と買ったもので簡単なおつまみを作りました。料理はそこまでですが、簡単なおつまみを作るのは好きなのです。サーモンないけど…
これは「ザグースカ」と呼ばれるこれまたロシア定番のおつまみで、パンの上にイクラやサーモンやピクルスなどを乗せる、前菜のようなものです。ロシアの人は皆これで乾杯するようです。
これまたウマイ!!!パンがほのかに甘いので、しょっぱい海鮮系とよく合います。我ながらよくできてる(乗せただけ)。
これ食いながらフランスvsペルー観て、ペルー応援しよう〜。
*ペルーは負けて敗退となりました(泣)
とか言ってても全然足りないのでホテルの飯を食いにきました。これもなんなのかはよくわからないですが抜群に美味しかったです。
とこんな感じのまったりした4日目でした。サッカー要素ねえ…
次の日は丸一日エカテリンブルク観光じゃいっ!!!