tackieのフットボールブログ⚽️

ライター志望です。サッカーについて感じたことを書きます。プレミア・アーセナル・イングランド代表好きですが、なんでも書きます。

1人サッカー観戦なるものをしてきた

こんにちは。たっきーです。

 

完全に忘れていましたが、ようやくブログの名前を決めました。「tackieのフットボールブログ」です。

 

こんだけ時間かけたのに激シンプルです…(笑)

 

ところで、先日W杯への選手選考等も兼ね、キリンチャレンジカップとしてニュージーランド戦とハイチ戦の2試合が行われました。

 

僕はこのうちのハイチ戦の方を日産スタジアムに観戦に行きました。

 

そしてこの試合、観にいくことも前日の夜に急遽決めたので、なんと初めて1人でスタジアムに観に行きました。

 

今まで何度もサッカーの試合を現地のスタジアムで観戦してきましたが、1人で観に行ったのは生まれて初めてです。

 

今回は観戦に行ったハイチ戦を簡単にレビューします。

 

●ハイチ戦スタメン

 

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先日のニュージーランド戦から全員メンバーを替え、杉本健勇小林祐希が代表初戦発を果たしました。FWは杉本以外オーストラリア戦と同じメンバーです。

 

 

●一番の収穫はレギュラー組の重要さがわかったこ

 

中々酷い試合でしたが、これに尽きますね。この試合に関していえば。特に長谷部・吉田・川島はやはり欠かせない選手だということを再認識できました。収穫の多くない2試合でしたが、これがわかっただけでも意味はあったと言えると思います。というか、前回から招集され続けている植田直通中村航輔はいつ出場するんですかね。ポテンシャルは槙野や東口よりあると思うのですが…。

 

 

●倉田・小林は評価できる

 

中盤をエネルギッシュに動き回り、二戦連続ゴールを頭で叩き込んだ倉田秋はアピールに成功したのではないのでしょうか。特にハイチ戦前半は長友、乾らと積極的に絡み、日本は左サイドの綺麗な崩しから何度もチャンスを迎えました。

 

倉田の持ち味は中盤を激しく動き回り、前線への飛び出しからゴールを奪うことですが、これはハリルの求めるインサイドハーフ像と合っていると思います。

 

小林祐希は他の選手にはない独特のボールの受け方と持ち方、時間の作り方で、2試合を通して存在感を示すことには成功しました。ただ倉田や香川らのように積極的に前線に絡んだり飛び出していくというよりかは、小林はボールを受けてさばいてはまた少し受けやすい位置に下がりまた受けて…というプレーを繰り返し、どちらかというとバランサー的な役割をこなしていました。

 

特に一度パスを出した後の動き直しは全選手の中で一番よく意識されているなあと感じました。それも一度預けた後前線に突っ込んでいくのではなく、ほとんどの場合が下がり目の位置への動き直しでした。他のインサイドハーフの選手とは違う彼の「ゲームの全体を見てリズムを作ろう」という意識がよく出ていたと思います。

 

彼はボールをもらった後意識的に遅らせていることもあったようですが、インタビューでも言っていたように、彼自身がリズムを作るために敢えて遅らせていても、それが監督から悪い意味で「遅い」と見られることもあります。「そこは監督が評価するところだ」と語っていたところも、中々自分を俯瞰的に見られているなと感じました。良くも悪くもそういうボールの持ち方ができる選手は今の代表には彼以外あまりいないので、小林にはこれからも注目していきたいと思います。

 

 

●相手に合わせてプレーできるようになる必要がある

 

普段あまり出場しない選手が多く出たので、結果が悪かったことについては正直そこまで言及する必要はないと思います。重要なのは一人一人がどのような目的・意図を持ってこの試合に臨んだのかです。

 

前半ハイチは2ボランチのシステムでしたが、この2人の間に距離があり、かなり自陣のバイタルエリアにスペースを与え、そのおかげで日本は自由に攻めることができました。

 

後半はそれを修正するためか最終ラインの一つ前に1人アンカーを置き、そのスペースを埋めてきました。そのせいか後半日本は攻めあぐねましたが、そういう相手が試合の中で何かを変更した時に臨機応変に戦えるかは、W杯を戦う上で非常に重要なことになると思います。強豪と言われるチームはすべてこれができます。

 

日本は相手がアンカーを配置してきた後半、自分たちの2人のインサイドハーフ、1人のアンカーが一体誰につくのかが曖昧になってしまい、相手に攻められることも増えました。

 

一人一人が何か目標を持ってプレーしていたと思いますが、この「試合の中で相手に合わせてプレーを変える」ということを意識していた選手は1人もいませんでした。結果的にそのせいで3−3というスコアになりましたが、そこはこれからW杯に向けて修正する必要があると思いました。

 

 

●この試合は観客が少なかったのか…?

 

このハイチ戦、最終的に47,420人の観客が入ったみたいですが、試合後、ネットで『空席が目立ったスタンド、「日本代表人気の低迷」を証明する〜』なる記事を見つけました。

 

いや平日夜のハイチ戦で5万人近く集まれば十分ではないでしょうか…。

 

確かにこの試合は珍しく豊田スタジアムで行われたニュージーランド戦に比べてチケットがあまり売れず、前日には選手たちがTwitter等のSNSで観に来ることを呼びかける事態にまでなりました。実際僕はそのニュースを見て観戦に行くことを決めました。だとしても、47,000人も集まったことは素晴らしいですし、むしろ平日夜にこの人数は多い方だと思います。

 

何か問題があるとすれば、「平日夜のハイチ戦」「主力組はおそらく出場しない」「W杯出場はもう決定済み」このシチュエーションの試合をキャパシティ72,327人の日産スタジアムで開催しようとしたこと自体です。何をもってこの試合を7万人収容できるこのスタジアムでやろうと思ったのかは定かではありませんが、そりゃ空席は目立ちますよね。

 

僕は北側のゴール裏の2階席の上の方から見ましたが、確かに周りに人は少なかったです。僕としてはその方がゆっくり観ることができたので良かったですが。

 

最後に1人サッカー観戦の感想ですが、正直2人以上で観るのとそんなに変わらないなって感じでした。映画館と同じですが、1人だろうが2人だろうが観るものは別に変わらないので、特に独りの寂しさが気にならない人は十分楽しめると思います。僕自身が1人で色々なところに行くことに抵抗がないのもありますが、僕は十分楽しめました。

 

ただ、自由席の場合に限りますが、観る場所はちゃんと選んだ方がいいですね。周りにうるさい集団がいると落ち着いて観られないです(笑)。

 

今度は自分流のスタジアムでのサッカー観戦の心得とか「これを心がけた方がいいよ」みたいな内容の記事も書いてみたいと思います。以上です。